ここまで、無気力状態が続くとは。 できれば教えて。僕は今、なにしてる? 元気ですか? 調子はどうですか? 風邪など引いてませんか? もういい加減やんなっちゃったよ。なんて。 実もないし、身もない。 魅もないし、未ぐらいしかないけど。 まあいっか。て、思っても。 なにがいいのかもわかんないし。 いい加減やんなっちゃったのかなあ。やっぱ。 あのとき、ああすればもっと。今より幸せだったのか? あのとき、ああ言えばもっと。今より幸せだったのか? 文章が書けなくなったのは、凹むことが減ったから。 もう、少々のことじゃ凹みませんて。 それでも凹むようなとき、文章が書けたら。 ああ、俺はもうパソコンに触れれるほど回復したんだな。って。 計算してる、自分。やだなあ。 ゲームみたいに。やだなあ。 それを楽しむ、自分。やだなあ。 サドみたいに、自分。やだなあ。 狭い道に、猫の死体が落ちてた。 横を向いて。黒い猫。 両側は竹林。アスファルトの道。 僕は犬の散歩中。 たぶん、車にでも引かれたのだろ。 猫の周りの、少し色の違うアスファルト。 道の、ど真ん中。 車が通る。 端っこに退けようとした。 持ち上げたりは出来なかった。 押して、端に移動させた。 もうそれは、生き物じゃなく、 昔、生き物だったモノになってた。 出来るだけ、触らないように、端まで押した。 ふと見えてしまった反対側の顔からは、 目玉が 落ち葉をかけて、ガキにいたずらされないようにする。 なんとなく、手を合わせてみる。 恨むなら自分か神様にしてくれ。 偽善にもならないような。 すごく後味の悪い。 林とか山とかを見るたび思い出すけど、 そのイメージは、猫じゃなく、目玉。 そして次の瞬間には忘れてる。 僕はあの猫に、呪われてるのかもしれないし、 そうじゃないかもしれない。 無気力だな、やだなあ。 元気ですか? 元気ですかーーッ!! ぼかぁ、元気です。 あなたも、元気出して。 |