死なない覚悟

死ぬ覚悟なんざ
とっくに済ませてる。

俺にないのは、
死なない覚悟。




諸注意

勘違いして欲しくないが
俺は
『死にたがり』じゃない。

死にたくはないが、
何かの犠牲として
命で足りるんなら、捨てる。

そういう意味なんだが
理解してもらえないだろうから
まあいいか。




ガソリン

知り合いが言った。
「好きな女の笑顔が
 俺のガソリンだ」

じゃあ俺は
そろそろエンストするだろうな。




また明日

常に何処かで語り合いたい。
面白い冗談話でさ、
くだらない洒落っ気たっぷりでさ。
そういうのがいい。

時間がどんどん流れていって、
もうお別れ時になっても
「もう少しだけ」と真っ暗になるまで話している。

お茶が冷えても、
身体が冷えても、
笑って過ごすこの一時。
無情にもお終いはやってくるが、
そういう日は決まって明日が楽しみになる。




バカ(男の哀しみをぶちまけろ)

とりあえず部屋の中央に
仁王立ちしてご覧。
そうして
「ぐわらははははは」と
大爆笑してみるんだ。
なるべく滑稽な風に
猿踊りをしてみるのもいい。

それを見たやつは
お前をバカにするだろうか。
だけど世界中でただ俺だけは、
お前の気持ち、わかってる。




むぅ

むうな日が続く
あはな日がのちに訪れて
ぬはーな日がやってきて
うぅ・・・な日と戦い
るふぅな日と戯れ
むうな日が巡る

いつかね

おほほほほな日が来る


むう




老い

俺は
年を取ることが怖いんじゃない。
誰だって年はとるし、
それは俺の責任ではない。

ただ、
ある時期に
成し遂げられるべき何かを、
成し遂げられずに過ぎてしまうことが
とてもとても
怖い。




へん。おまえなんかきらいだ。だいっきらいだ。ちきしょう。

「きらいきらい
 むちゃくちゃきらい
 だいっきらい」

と、云う名をした
恋の唄。




だめだなー

「そんなもんだよ」
って言い聞かせ
「仕方ないよ」
って諦める
「次こそは!」
なんて嘘ついて
結局いつも
「めんどくせえ...」




四月に降る雪

渡辺が
渡辺が
可愛くて
可愛くて
福井に頭を下げました。
福井敏夫でございます。
寒冷前線が
日本海側からやってきて
午後には雪が降るでしょう。
拙者の上だけ降るでしょう。




はて?

渡辺とは
誰でせう。