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十一月二十八日(月)

■卒研 - - -
 ラベリングできた。あと周波数を求めるためのキャプチャ時間周りのプログラムを調整したら終了。あーできちゃうじゃん、これ。
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 映画のこと。「13F」と「スーパーサイズミー」。13Fはマトリックスとの対比で紹介されたのだが、確かに仮想空間の概念は似ていると思われるだろうストーリー。でもあれ、マトリックスも他の何かに似てるんやけどね。事実僕はマトリックス公開以前に出版された、「実はこの世界は作り物で、意識だけはこっちの世界に潜っているけれど肉体は別の世界にいる云々」という背景を持つ小説を幾つか知っているし、それらはサイバーパンクやら言われてジャンルとして確立されてすらいる。そういう似たり寄ったりな背景の中で、見る部分っていったら、その仮想空間が作られた理由、仮想世界のもう一つ上にある世界の状況あたりになるわけだが、その観点から見て、13Fはマトリックスよりも若干好きだった。若干だけど。映画に限らなければ、ライトノベルになるが、上遠野浩平の「ぼくらは虚空に星を見る」シリーズが、モロにマトリックスそのままの世界観であるのだが(上位現実世界における、肉体に生命をつなぎ止める役割としての下位仮想世界)、仮想世界のもう一つ上の世界の状況、という点で、大いに気に入っている。

 スーパーサイズミーは、見ることはないだろうと思っていたのだが手に入れてしまったものはしょうがないので、だらだら水割り片手に鑑賞していたのだが、なんというか、ネタを映画化したものという程度の感想しかない。「マクドナルドを一ヶ月間食べ続けるとどうなるか」というネタは、以前にどこかのサイトで目にしたような気がする。そっちの方が、冗長さがない分、面白かった気がする。ネタだけで見るなら、探偵ファイルあたりの方が質も良いですしねぇ。ただ映画として公開された、という点で、評価できると思う。なんで上映できたのか、不思議でならない。マクド相手に。戦える力ってやっぱりすごいですね。でもやっぱり、お金なんでしょうね。

 マクドナルドで思い出したんですが、働いてるときからのもやもやがあったんですよね。解決するため、ここに少しまとめてみようと思う。いつか。




十一月二十六日(土)

 昨日の日記の最期で、英訳できるかい?という疑問が出ましたが、今日は意外と早起きしてしまったので、思い付きで和英翻訳にかけてみた。

 いくつかの大手翻訳サイトを試しましたが、妙な事実が浮き上がったので報告しておきますと、どうやらnifty、OCN、LiveDoor、Infoseek、Sonet、他多数と、ほぼ同じ翻訳エンジンを使っているらしく、更にそれはYahooのものとも似通っている。Yahooの方が若干丁寧でしょうか。満足できる翻訳精度のプログラム、ていうのが出来て、みんながそれを流用した、てな感じなのだろうか。あるいは、手間がかかりすぎて誰もやりたがらない。あるいは、ゼロから開発しても結局は同じような翻訳になってしまう。Google翻訳なんて始めて試しましたが、意外なことに、これが一番不完全でしたね。不完全だから愛せる、なんて方向性もありますが。幾つか始めて使うWeb翻訳サイトがありましたが、やはり似たようなもの。きっと製品版ってなると違ってくるんだろうけれど。



- - - 原文 - - - -
そりゃあ子供の時分はほぼみんなが金曜ロードショーなんかで映画を知るわけで、僕はグーニーズが大好きだったんだけれど、そういう感覚って、今なお残っていたりする。懐かしさはないが、すこしだけ歯痒い。僕にとっての映画が永遠にグーニーズやバックトゥーザフューチャーであっても、それはそれでいいだろうし、別に僕は映画が見たくて上みたいな作品を見てるんじゃなくて、やっぱり何かを求めているんだろうけど、何かとは何なにである、なんてこと言うことは出来ず、それは単に「何か」であり続けるだろうし、きっと手に入らないだろうけど、ちょっとでも勘違いできるなら、満足できちゃう。久々に、何を書いてるのか判りませんね。英訳できるかい?
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- - - Yahoo!翻訳(日→英) - - - -
As for the time of a child, all almost know a movie in Friday special first-run showing, and such a sense still stays to me though I loved good needs. There is not nostalgia, but is slightly irritating. I can be satisfied if I can misunderstand it slightly though it will continue being merely "anything" without it may be said that anything is the what lever which is what what though thus it will be good and after all will demand anything not what a movie wants to watch me particularly, and watch a work such as the top even if a movie for me is good needs and バックトゥーザフューチャー eternally and will not be surely available. It is after a long absence and does not understand what I write. The worth that I can translate into English?
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- - - Yahoo!翻訳(日→英→日) - - - -
子供の時間に関しては、全ては金曜日の特別な封切り展示でほとんど映画を知っています、そして、私が良いニーズが好きだったけれども、そのような感覚は私にまだとどまります。わずかにイライラさせないノスタルジアが、ありません。私は私がわずかにそれを誤解することができるならば、それが続けるけれども、それのない単に「何」でだけでもあることが言われるかもしれないことを納得することができます。そして、何でもそうです何?レバー、そしてそれはこのようにそれがよいけれども、そして、全てが何でも要求する、映画が特に私を見て、私のための映画がそうであるトップ均一なもしものような仕事を見て欲しいものよいニーズ、そして、永遠にバックトゥーザフューチャー、そして、意志確かに利用できる。それは長い不在の後、あって、私が何を書くかについて、理解しません。私が英語に翻訳することができる相当?
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 グーニーズが“good needs"って訳されてる辺り、微笑ましいですね。何度かネタに活用された実績からも明らかなように、機械翻訳は時に奇蹟を起こします。機械翻訳に奇蹟を起こさせる方法、なんてものを調べてみたくなりましたが、まあいつか誰かがやってくれることを心待ちにしましょう。幾つか面白い表現が出てますね。
 「何でもそうです何?レバー」
 「そして、永遠にバックトゥーザフューチャー」
 「There is not nostalgia, but is slightly irritating.」って、なんだかとても綺麗。



 エキサイト翻訳は、ちゃんと日本語には戻ってこれませんでしたけれど、逆にとても興味深い文章となりました。特に後半が。

- - - excite翻訳(日→英→日) - - - -
皆が子供の金曜日の季節に初演で映画をほとんど学ぶので、私はグーニーズが非常に好きでしたが、そのような感覚は現在、まだ残っています。 それは、郷愁が全くありませんが、少しいらだたしいだけです。 さまざまに、それ、およびそれは来るでしょう。私のための映画が永遠にグーニーズとBacctuzafucharであっても別々にそれで良いかもしれなく、注意が映画を見たいと思いますが、たいへんそうすることができないで、仕事がオンであることを見ないで、結局何かを要求する、何、こと、生活費は「何か専用」であり、確実に得ないのにおいてそれですが、一瞬もそれを誤解しそうであるのが可能であるなら、それは満足に来るか。 あなたが書くものは久しぶりに理解されていません。 あなたはそれを英語に翻訳することができますか?
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 仕事、映画、結局何かを要求する、生活費、といった単語が脳内で、映画好きな社会人の日常的ながら、だからこそ我々に近い、ほんの少しの(しかし当人にとっては重大であるが、それは当人も考えないようにしているという)苦悩が浮かびます。
 更に、この企画を見透かしたような最期の文句、「あなたが書くものは久しぶりに理解されていません。 あなたはそれを英語に翻訳することができますか?」 不気味ですらあります。

原文 : 304字
Yahoo!翻訳(日→英→日) : 381字 (圧縮率:0.7979)
excite翻訳(日→英→日) : 343字 (圧縮率:0.8863)

特にオチなどない。





十一月二十五日(金)

 あれよあれよと云う間に話が進み、どうやら僕は年末、今年最期の一週間のほとんどを城崎あたりで過ごすらしいですよ。合計すると五泊やね。すごいね。一ヶ月前まで城崎がどこにあるのかも知らなかったのに。

 品詞の縦隊。

 HSVで二値化した画像と、平滑化、時間差分、二値化の順に処理した画像とを論理和して、ある基準点(白)の八近傍が全て基準点とは違った色(黒)のとき、基準点を黒く潰してしまおうという無理矢理なノイズ除去によってなんとなーくビックリするほど良い精度でLED検知。思い付きで書いたノイズ除去ではあるが、不思議なことに効果絶大。でもよく考えたら平滑化で代用できたのね。平滑化より繊細な感じか。今後の展開として思い付く処理は、ラベリングして最大面積の領域だけを表示して、その面積が閾値以上となるフレームを数えて、時間で割れば周波数なんやね。あとは、ラベリングから円形度を求めて検知する方向も考えられる。とにかく問題は、フレームレートをミリ秒単位で調整したいのと、最終的にはリアルタイム処理できれば一番いいわけだから、フレームレートをどれだけ安定させられるかであるのだが、その部分のプログラムが全く解読不可能で、こればっかりは教官に教えを請うしかないのだろか。周波数を求めようと思ったら時間で割る方法しかない(あるいは、知らない)のだから、そこばっかりは詰めていかないと仕様がない。

 よく考えたら、静止画か動画かっていう違いを除けば、やってることは殆ど中村研究室の分野である。スキャナじゃなくてカメラから掌紋検出って、頑張ったら出来るんちゃうんかな。用途考えると、カメラじゃ誤差が怖すぎるのか。

 肌色っていうのは、YCbCr色表現において、Crの部分に特徴が出てくるらしい。ってお得情報が。試したいけど、まとまった時間がない。月曜かー。テストまではお金稼ぎに奔走。

 ほぼ参加が確定。メモ。
 ユビキタス・アプリケーション・コンテスト
 正直、拙者はセグウェイに乗れれば何でもいいのだ。


 いつのまにか色々と映画やら見てたのだけれど、いつからメモしていないのか記憶していないため、重複しようが何だろうが無関係に羅列してみる。
 パッチギ、デビルマン、インストール、嘘−Lie、キューティーハニー、水曜どうでしょうベトナム縦断、水曜どうでしょうジャングルリベンジ、es。ほとんどが邦画なんやね。インストールは、驚いた。つまらなくて驚いた、という経験は、あまりなく、まったく驚いた。すごいよ。才能ある。デビルマンはボロクソに言われていた割りには意外と楽しめた。あれって監督を叩くの?役者じゃなくて?あ、役者を選ぶのが監督だからか。いや、商業映画なんだから、たぶん役者っても事務所から送り込まれたりなんだろ。つまらない映画を見ても、特に怒りは覚えない。そういう感覚はあまりピンとこない。僕に欠けていたって、大多数の人に過剰だって、どっちでもいいけれど、その怒りに対して同意を求めるような行動ってのは、なんていうか、辟易?へきえきーん、って、なるよね。右目と左目が離れていくような感覚。どっちの映画も、プロモーションビデオに見えた。そんなこと言っちゃえば、どんな映画だって何かのプロモーションビデオなんだろうけど。決して悪い意味では無く。

 Lieはあまり記憶に残っていない。セックスシーンばっかりで飽きた。キューティーハニー楽しかった。esは、久々に金曜ロードショーみたいな映画みたなぁ、と、なんか一番映画見た気分になった。そりゃあ子供の時分はほぼみんなが金曜ロードショーなんかで映画を知るわけで、僕はグーニーズが大好きだったんだけれど、そういう感覚って、今なお残っていたりする。懐かしさはないが、すこしだけ歯痒い。僕にとっての映画が永遠にグーニーズやバックトゥーザフューチャーであっても、それはそれでいいだろうし、別に僕は映画が見たくて上みたいな作品を見てるんじゃなくて、やっぱり何かを求めているんだろうけど、何かとは何なにである、なんてこと言うことは出来ず、それは単に「何か」であり続けるだろうし、きっと手に入らないだろうけど、ちょっとでも勘違いできるなら、満足できちゃう。久々に、何を書いてるのか判りませんね。英訳できるかい?

 大泉洋が好きです。

 



十一月二十一日(月)

 連投かぁ。シークレットバトンがシークレットな相手から回ってきたので、シークレットに回答したいと思いまそ。こそこそ。

Q1
 舐める派で。

Q2
 できますね。実は得意。

Q3
 自分の味覚くらい調整できるので、きっと飲めるはず。まあ苦いだけではないでしょうか。

Q4
 着用しません。

Q5
白液

Q6
 意識したことないですが・・・強いて言えばMですか。

Q7
 20〜25センチくらいですかね。

Q8
 二時間くらい。

Q9
 種類による。でも立つ気がするなぁ。

Q10
 考えたことないですね。前でも、後ろでも。

Q11
 消します。まあ、明るくても問題はないですが。

Q12
 まあ、右手ですか。左でもできないことはない。

Q13
 先に洗うことが多いですか。

Q14
 なわ。


 どうも、「質問の内容が気になる人はメールを!」っていうのが常套手段らしいのですが、まあそんな面倒なことしても仕方がないので、質問も晒してみましょう。トップページの下端に載せてあります。ご自由にお使い下さい。




十一月二十一日(月)

 土曜深夜→月曜夕刻までお泊まり。たっぷり充電。というか、だっぶり。

 メモ : ユビキタス・コンピュータは電気羊の夢を見るか

 某氏の卒業制作に役者として協力することが、まあ監督のイメージにピッタリすぎる人物が雷撃のごとく現れない限りは、ほぼ決定。そして僕は再び高校生となるのでした。もう成人式だよ、そろそろ無理があるんじゃないか。って、誰も言い出さないね。

 人ってのは多分に名前の為に生きているみたいなところがあるので、やはり子供の名を親が決めるってのは、傲慢って言うか、なんだかなぁ、てなことを考える。ていうのは、ふと素子(モトコ)って名前素敵だなぁ、ああそうだ、この名前を自分の子供に付けたら、ちょっと笑えるよなぁ、てなことを思ったからであり、まあ素子っていう字はもう素子(ソシ)としか見えない、ああ、デバイスだな、というくだらないインスピレーションからくるふざけた笑いではあるが。かっこいいやん、デバイス、とかいうニックネーム。お前の名前の意味は、デバイスだよ、てな具合。かー、言いてー。

 閑話休題。では子供の名を、とりあえず自我が芽生えるまでの仮の名を親が考えるとして、まあ十代じゃふざけた名前を付けたがるだろうから、成人したぐらいで子供が自分で自分に名付けることが出来る制度ができた、としよう。でもやっぱりそれもあかんねん。間違いなく自分で自分に付けた名に後悔するから。ああ、やっぱり親が付けるのが丁度いいらしい。自分を責めることがないよう、恨みのベクトル線を予め引いてやるということか。なかなかうまいこと出来とる。名付ける、というのは、他動詞なんやね。他動詞ってこういう意味であってるのかは知らないけれど。実際、自分で自分の名前を決めるなんて、拙者は御免こうむるが。まあ騎士(ナイト)やら球児やらいう名を付けられておるならともかくも。

 にしても、実際にいるらしいんだけれど、球児って名前、それを付ける親は、最低やと自分で気づけないのだろうか。自分が子供を作ったと、見当違いな自負が欲しいのか。あの名には久々にどうしようもない憤りを感じた。

 どうでもいいけど名字が「視覚」だったら、視覚素子やね。
 視覚素子と言ったら攻殻機動隊なのです。

 水田さんが子供にマリって名前を付けようとしてるなら、微笑ましいけど、やんわりやめときなーって言いたいね。
 水田マリ→水溜まり。

 映画と書いてシネマと読む、という新しい「洒落た(という愚かな親の勘違いによる)名前」を思い付いたが、そのような名が未だ戸籍に載っていないことを願う。




十一月十六日(水)

 そういえばファイル共有ソフトのshare(仮)のアイコンが笑い男なんですけど、実際にこのツール使ってる人、あのマークが何なのかって知らない人がほとんどなんだろうなぁ。
 笑い男ツール
 来期からウィンドウズでカメラ弄くるプログラムにも手を出したいんだけれど、どうなるのか。いいなぁ、透過。いや、LINUXでもできるんだが。

 VineLinux3.1で、XConfiguratorが言うことを聴かず、解像度が640x480に固定されてしまう問題について。結局、Xの設定ファイルをテキストエディタで直接いじって解決。途中、なんだかよくわからないコマンドを打ちまくった気もするけど、ちゃんと覚えてない。最期までXConfiguratorは言うことを聞かなかったけれど、何故か解決。チップやらドライバ云々では無かった。
 歯医者は未だに放置中。

 まだ判らないけれど、もしかしたら年末に、もう一度高校生を演じるかも知れない。かも知れない。明日はその関係の話し合い。自分は「演技ができている」とは思ったことがないし、むしろ見ていてアラばかり目立つのだけれど、それがたまに他人から「うまいなー、演技できんねんなー」なんてことを言われると、世辞だとか社交辞令だとかそういうことを抜きに、それは、少し、怖い。何故だか。

 水曜どうでしょうが面白い。