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十月十四日(金)

■卒研 - - -
 自宅PC、LINUX共存化計画。っていうか一時間で完了。研究室に有償版のパッケージがあるんでVINE3.2を入れたかったんだけど、スカジーあかんねんーとか言われて断念。手元にFedora4の入ったDVDがあったんで思い付きで入れてみると、普通に起動、フィーリングで「はい」マークをクリックしてたらインストールできちゃった。とりあえず無線LANを認識してないのは、なんとか対応せねばなるまい。できるのか。

 ビットシフトやらマスクやら、知識以上のことをソース見ながら試行錯誤してるうちに、なんとなーくRGB565での任意点の色値を拾ってくることに成功。勢いでHSVに変換する関数を組んで、ちょっと確かめたらLED領域はやっぱり彩度Sと明度Vに特徴が現れてたんでなんとかなるかなー、といった感じ。RGBさえ拾えれば、しばらくはこっちのもん。やっとカラーでの背景差分ができる。意味はないけど。

 自宅用に、ビデオ関係の関数を抜いてファイルからの連続画像読み込みの部分だけにしたプログラムも暇があれば。
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 日曜日はシアターシンクタンク万化見に行ってきます。曽根氏の友達が出てるんやって。制服着たら値下げしたるわー、てなことなんで、制服着ていくか。着ていくの? まじで?



十月十三日(木)

■卒研 - - -

 中間発表の予稿がピンチで飲み会を断ってしまう始末。異常だ。俺は今異常だ。明日が勝負。

 動画時間軸背景差分は好きです。なんか楽しいから。動いたもんだけ表示できるて、そんなテンションの上がる魔法があるなんて。
 RBG値とか、ノイズ除去とか、エッジ抽出とかは苦手です。そんな楽しくないから。あと動かないから。

 今日のお役立ち。
 どこかのゼミのwiki。カラー差分、ノイズ除去、肌色抽出、サンプル等
 XWindowsでスクリーンショット
 
 なんかゼミとか羨ましい。こちとら一人で暗中模索しとるゆうのに。

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 ラーメンズ第15回公演「アリス」がWOWWOWで放送されたときの映像を入手できたので、見る。忙しいとか言ってるけど、そういうのは見る。ついでに小林賢太郎氏プロデュースによる舞台の映像も、PaperRunner、GoodDayHouse、LENSと三本まとめて頂く。楽しみ。舞台を映像で見ることは少なからずボウトク行為だと思う。拙者は自覚の上で、それをやる。取り囲まれた360°、どこにも足を向けて寝ることができない。

 感覚基地のフリーペーパー次号の原稿を、ぶわーっと書く。書かないと下手になるっていう現象は、あり得ると思う。あれだけ短いと思っていた26字×52行が、ものすごく長く感じられた。最終的にはやっぱり足りなかったんだけれども。




十月十二日(水)

 RGBが取得できない病の原因が判明。ただの関数の宣言間違い。unsigned charじゃなくてunsigned shortだった。そりゃ2バイト取らにゃあ。そして次の問題発生へ。

 「いま、会いにゆきます」と「下妻物語」。死んだ魚の目で、テレビ感覚で見てたので特に感想はなし。DVD−Rを五十枚まとめ買いという奇行に走ってしまう。まさかビニールパックだとは思わなかった。スピンドルくれよ。でも一枚四十円。今のところ焼きミスなし。

 鈴木いづみの語録集を買ってしまう生活。九日十日とお泊まり。中間発表危うし。感覚基地の原稿忘れてた。なんだかバラバラな生活。

 原田宗典は、エッセイや「スメル男」ばかりがもてはやされますが、最高傑作は明らかに「十九、二十」であると言いたいわけです。確か一年くらい前にこの本を再読して、俺もしかしたら二十歳になる直前にまたこの本読んで自分と重ね合わせたりするんかなー、などと考えました。そんなこと、できるわけがない。

 一年前とは明らかに違う生活。まず、一時は三日で一冊のペースが続いていた本を、最近読まなくなった。ほとんど読まない、ではない。ゼロだ。図書館にも行かなくなった。バイトを始めたのに、よくわからないけど余計にお金がない。KOOLやらマルボロメンソールやら、タール十数ミリの煙草を常用していたのが、今はキャスター三ミリになっている。校内でも、喫煙所を見つけたので吸うようになった。飲み会は目に見えて減った。だいたいコーヒーを飲んでいる。落ち込むことは、あまり、ない。こんな今日は早く寝て明日にしてしまいたい。だけど、明日も早く寝たくなったらどうする?

 なにか、あるべきなんだろうと思う。でもなにも起こらないなら、どうするか。つまり、なにかやる、なにか起こすという選択肢がある。もちろん、なにかあるべきなんだろうと思わないようにする、という選択肢も、あるっちゃあ、ある。まだ誰も知らないところで。まだ誰も知らないことを。




十月八日(土)

 と、いうわけで、しばらく何をしてたかというと何もしてなかったのであります。今日は雨だ。大人になることに不安も不満もありません。だって大人の方が楽だから。なにか感じるところがあるとするならば、子供ではなくなる、という点でしょうか。狭義でのアダルトチルドレンは存在し得ません。自分の中に仕切りを設けて、その中で子供を飼う、といった感覚が近いかも知れない。飼われているのは、大人の方かも知れないけれども。

 「どないしよ」は、TEXTのダダレンジャーの「いやそれは無理」からの抜粋です。大幅に改訂した記憶がないわけではないけれども。

 今日は雨が降っている。
 部屋の電気が点いている。

 卒研と言っても、基本的な知識なんつーものは皆無なもので、フィーリングで書き換え→コンパイル→エラー→書き換え→コンパイル→エラーという、実際のところ、まだ卒研にも辿り着いてない段階なんじゃないかと疑われるほどの進行具合で、再来週には中間発表。USBカメラ欲しい。研究環境で使ってるエディタがemacsなんですけど、保存のショートキーがctrl+x−sで、すっかりそれに慣れてしまい、この日記を打ってる最中にもしょっちゅうctrl+x−sを実行してしまう病。死には至りません。

TO DO
 カーソルで選んだ任意ピクセルのRGBを出力。
 RGBを他の色表現に変換、同時に出力。HSVあたりが有力?
  カラーモデル変換式
 LED点滅時の色サンプルを取って平均なりして、色分布を調べて照合。
 (LEDが点いてないときの色、とかも言ってた)
 差分画像からLEDの位置特定。
 差分と色での照合結果を論理和して、LED位置決定。
 二値変換。
 DFT。(高速?)
 ウマー。

 表示フレームでのRGB値ってどうやって抜いてくるの?
 色分布を調べる、って?どないすんの。
 差分画像は取得できたけど、そこから「ここが点滅してるぞ!」っていうのを判断するアルゴリズムは?
 FRAME[SAMPLE_MAX]増やして絨毯爆撃する?
 ノイズ除去について調べる。
 やっぱり位置の判断が問題。DFTはどっかからサンプル引っ張ってくればできると信じる。




十月八日(土)

十月八日(土)
 いつのまにか、十日間も日記を付けることを忘れていた。
 が、私は誰にも叱られたりはしない。
 今日も雨は降らなかった。

十月九日(日)
 いつのまにか、十一日間も日記を付けることを忘れていた。
 が、私は誰にも叱られたりはしない。
 今日も雨は降らなかった。

十月十日(月)
 いつのまにか、十二日間も日記を付けることを忘れていた。
 が、私は誰にも叱られたりはしない。
 今日も雨は降らなかった。
 少し、スパゲティを作りすぎた。
 冷凍で保存できるのだろうか。

十月十一日(火)
 いつのまにか、十三日間も日記を付けることを忘れていた。
 が、私は誰にも叱られたりはしない。
 今日は、十六時頃、絵に描いたような夕立。
 二十分程度で止む。
 どうということはない。

十月十二日(水)
 いつのまにか、十四日間も日記を付けることを忘れていた。
 が、私は誰にも叱られたりはしない。
 今日も雨は降らなかった。
 夕食に、二日前冷凍してあったスパゲティを食べる。
 少し水っぽいが、なかなかいける。
 今度から多めに作って冷凍しよう。

十月三日(木)
 いつのまにか、十五日間も日記を付けることを忘れていた。
 が、私は誰にも叱られたりはしない。
 今日も雨は降らなかった。

十月十四日(金)
 いつのまにか、十六日間も日記を付けることを忘れていた。
 が、私は誰にも叱られたりはしない。
 午前十一時頃、玄関先のインターホンが鳴る。
 私は受話器を手にしようとしたが、その時点で、私は私がこういった場合に口にするべき言葉を見つけることができないということを、知っていた。
 今日も雨は降らなかった。

十月十五日(土)
 いつのまにか、十七日間も日記を付けることを忘れていた。
 が、私は誰にも叱られたりはしない。
 昨日とほぼ同じ時刻、再び訪問者。
 私は動じることがない。
 今日も雨は降らなかった。

十月十六日(日)
 十八日ぶりに、日記をつけようと思った。
 しかし、日記帳が見付からなかった。
 気に入っていたのだが、なくなってしまったものは仕方がない。
 深爪をして、寝た。
 今日も雨は降らなかった。