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九月三十日(金)

 あれ? なんだこれ?

 http://www.shinpusha.co.jp/event/contest/gift_book17_result.html

 優秀賞キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

 賞金として三千円、頂けるそうです。賞状は今日、意外としっかりしたものが、振込先書きやがれ返信封筒と共に届きました。いつも通り、受賞作品の内容はほとんど覚えていないがな!どうしてか名前がカタカナになっているのは、本名はやめてくれと言われたが偽名芸名が思い付かなかったからです。僕だけ題名のテンションが世の中を小馬鹿にしておるかのごとくズレているのは、仕様です。

 腐っても(腐っているかどうかの言及は置いておいて)優秀賞ということで、審査評なんてものも同封されており、ネタに晒し上げてみる。

「大人になることの焦燥感をリズミカルなことばで読みやすくユーモラスに綴っている。軽い作風ながら読後、自分への深い問いかけが残る作品。誰もが感じるであろう、大人になることへの不安を上手く表現しています」

 ユーモラスいただきました!





九月二十九日(木)

 期末テスト終了。攻殻も五十二話全てを見終え涙。振り返れば散らかり放題の部屋ん中。バイトからの飲み会を断る勇気を持った。ふ抜けた自分を自覚し禁欲のアンチ精神。シガテラ(古谷実)を読み終える。青春の毒。毒書の飽き。

 boot.iniをいじってウィンドウズ起動時のロゴ表示をなくせるんですが、その設定ですっきりデフラグを起動すると、スキャンディスク、デフラグの状況も表示されなくなっちゃって、ただただ真っ暗なディスプレイに無駄に回転するHDの音だけが響き、これは果たしてデフラグ中なのか、それともフリーズしているのかわからなくなる、という状況が発生します。結局元の設定に戻す。いろいろ弄ってみるのがマイブームとなり、理由はないが何故か信頼ならないノートン先生からフリーのavast4に移行してみる。今のところ快調。ついでにZoneAlarmとspybotもぶち込む。無難なとこ。avastさんでスキャンしてみたところ、予想を大きく上回るAntinnyウイルスを発見。なんか気持ち悪いしハードディスクの容量も残り少ないし、ということでOS再インストも検討。が、ソフト入れ直すのが恐ろしく面倒で諦める。どうするかなぁ。

 更新が止まる、その理由がない。それが問題なんだ。秋なのでスパートかけたいところ。何に、というわけではないけれども。




九月二十七日(火)

 分かり切っていることですが、潜ってます。そういう期間なんでしょうね、きっと。二十二日は泊まりに行きました。歯痛が半年ぶりにやって来ました。パソコンは触っていたんですけど、文章というものを書いていなかったため、キーボードを打つのが遅い遅い。某氏に影響され、攻殻機動隊TV版(Stand Alone Complex)を四日で全話見たりしてました。今は、第二部(S.A.C 2nd GIG)に移り現在二十話、つまるところ、ここ二週間で四十六話、二十三時間を攻殻に費やしてておるのであり、まあ何が言いたいかっていうと、さっきキーボード打つのが遅くなったって言ったとき、「ああ、首の端子に直接パソコン繋げばいいんじゃん」って素で思った。素子(モトコ)、ていう名前は素敵ですね。工学畑に居る僕らは、どうしてもデバイスの方の素子(そし)って呼んでしまいますが。

 明日は楽しい給料日。
 嘘。特に楽しくはない。

 B−DASHのアルバム、「○」は、実はすごい名盤だと思った、そんな日。全二十四曲、全ての曲が二分以下、歌詞が判らない、というかそもそも言語ですらない、等々。二度聴くと飽きるので、適当に間隔を空けながら、でもなんか定期的に聴いてる。「飽きるってそれ結局そんな良くないんじゃーん」なんて意見もあるし、その意味も理解できるが、特にそうは思わないし、間隔が空いても気持ちよければ良いのだから、と、つまるところ、音楽に対する期待度は低いくせに依存度は高いのだと自己分析するが、いかがか。

 女性ボーカルが苦手だ、という時期が、確かにあった。
 つまり、何も知らなかったんだろうと、思う。

 レミオロメンの「3月9日」という曲、聴いたときは何も感じるところはなく、「なんだかピクミンみたいな曲だな」という程度のふざけた感想しかなかったが、歌ってみると、おろろ、ええ曲、定番化する。なにしろ拙者は3月9日生まれなのだ。ふふ。自慢。ロミオメロンだと思ってたのは内緒です。

 どうしてか音楽話になったついでに、新開拓分野で気になるアーティストがいくつかあるので、メモっておく。
 54−71
 Aphex twin
 Capcule
 Flipper's Guiter
 Plus-Tech Squeeze Box
 The Album leaf
 THE ピーズ
 Oleg Kostrow

 特にプラスチックスクイーズボックスは凄い破壊力だったのでっていうか買わないと。オレグ・コストロフがamazonになくてどうしようもない。

 おまけ
 光学迷彩




九月十七日(土)

 ほぼ全ての土日祝日をバイトに潰され、残った僅かな休みにはイベントが待っており、よくバイト先の社員さんや会社員が「ほんま休みあらへんわー」などとぼやいておりますが、それでも週一、二週に一度は確とした休みの日程があるもので、学生は勉学が仕事である、とはよく言ったものですが、では拙者は一週間に七日仕事をしておる拙者は何なんだろうかとも考え、まあなんですか、とにかく今日は何もない休みなんです。約一ヶ月ぶりに休みなんです。一人の時間、ってやつです。まあ特にすることもないんですけどね。特にすることもない、っていう状態こそ自然体。

 「スプートニクの恋人貸してー」「ええよー」てなやりとりがあり、スプートニクの恋人ってのは村上春樹の著書なんですが、所持しておったことも忘れてたほど昔にブックオフで購入したものであり、こりゃあ貸し渡す前にいっちょ読んでこましたろ、てなわけで、読む。15,16,17才の頃、村上春樹に非常に傾倒しており、少しの懐かしさすら感じる文体口調に居心地が悪くなりながら電車内で読んだりもしておるのですが、なんですか、今読むと、オシャレすぎて違和感を感じる。オシャレっていうか、オシャレらしい、というか、まあ文章なんてものは全て自惚れと格好付けなんですが、格好のつけかたにも人それぞれありまして、村上春樹氏の格好の付け方には何やらいかにも文系らしい空気を感じ、それが違和感を醸し出します。ノルウェイの森はそれ程好きではありません。「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」と「ねじまき鳥」が再読したいが、あれは分厚すぎて持ち歩けないから困る。

 世界の終わりとハードボイルドワンダーランドって題名、英訳しやすそうですね。村上春樹の英語の使い方はとても好きです。「スプートニクの恋人」が「The Sputnik Sweetheart」って、おまえ英題の方を先に考えたんちゃうんかい、てくらい綺麗。外国著書の邦訳にしても、題名を無理に日本語にしないところが好感。キャッチャーインザライは有名ですな。ライ麦畑でつかまえて、の語感はそれを飛び越えて素敵ではあるけれど。

 英語の使い方については森博嗣は更に輪をかけて素敵で好きなんですが。封印再度が Who Inside になっちゃう魔法とか。いつかリストにして遊んでみようと思う。