11月15日(Mon) 日記らしい日記は、とんと書いていない。とんと?方言か?前に「あんたに俺の近況なんか知らせてたまるか」と思ったような覚えはある。忘れていたってことは、後付けの理由なんだろうか。おそらく制止摩擦係数を突破するだけの力が必要だったんじゃないかと考察する。無駄な議論である。まあ人文の授業よりは幾分かましだが。 ので書いてみる。今日は学校へ行って帰ってきてバイトへ行って帰ってきて寝ました。誰が満足するというのだろうか。俺か。実は上の文章は嘘で、実際はバイトへ行く前、18時42分にこれを書いている。バイトは20時から23時30分までで、時給は710円である。22時以降は深夜時給で1.25倍になるらしい。よくわからない。僕はバイトに入った時間帯などをメモる習慣がないので、給料もあってるのかよくわからない。そもそも、ここ数ヶ月ほどは給与明細すら貰っていない。というか半年ほど通帳記載をしていないので、いったいどういう生活をしているのか自分でも把握していない次第である。それでもなんとなく生活できちゃってるんだからわけわかんねーよなー。なんて。必死に生活する期間は過ぎ去ったようだ。こんな時期があってもいいんじゃないか。ええじゃないかええじゃないか。よいよいよいよい。 昨日は、僕の人生に衝撃的な登場を見せたゆかり二号(ゆかりであってゆかりでない。正確には由香里である。ゆかりと対極を成すどころか、同じ座標軸にプロットすることすら難しいだろう)とカラオケに行っていた。その友達と、あと学友のI氏と。感想といっても特に思い浮かばない。どうも、歌のことを誉められれば誉められるほど悲しくなる。ここ一週間で別々の人から「声がいい」と評価された。嬉しいが自慢じゃない。あ、嘘、少し自慢。こんなやつ殺したくなるよね。即死で頼む。「声がいい」というのは僕にとってはNGワードで、それはいらん記憶を思い出してしまうからで、でもやっぱり悪い気はしなくて、どうしようもなくマイナス30度の視線で別次元との交信を試みてしまうのだ。最近言ってることがどんどんわけわかんなくなっていってる。「気がする」のではない、実際にそうなのだ。だって意識的にやってんだもん。 もっと明るい話題で。鈴木杏にはaikoなんか歌っちゃってほしい。ヒトトヨウもいい。漢字がわからない。さっき、鈴木杏って漢字がわからなかった。人がある期間に恋をできる人数ってもんが決まっているのだとしたら、夏バーゲンの天王寺Mioでの経験(1恋/3秒)は大いなる痛手だと予想することは容易くて、どうもそれをまだ引き摺っているらしい。ある期間、というのが数年単位でないことを切に願う。1恋/3秒、というのは、どういった関数だろうか。それなら専攻しても良い。 |
11月14日(Sun) 最近は少し、ジョークがマイブームなのである。企業見学でボケットだかベゲットだか云う名称の専門用語らしきものが出てきて、隣りの組長に 「あれやろ、あれ、ピクニックでサンドイッチ入れるやつ」 「そらバスケットや!」 「ポケットに入れて叩いたら増えるやつ」 「それはビスケット」 「携帯の通信料」 「あーパケット。」 前の席からhata氏が乱入してきて 「お箸みたいなんで細かいもの摘むやつ」 「ピンセット!」 「ほら、あれやん、電球差し込むところ」 「ソケットやがな」 他にも色々思いついたんだけれどその単語を表現するのが難しいので泣く泣く消えていったものもある。プーケットとか、コルセットとか。「腰を締めて細くする女性用の強制下着」とか言っても、「そらコルセットやがな!」というツッコミはなかなか期待できない。期待度でいうと0.333くらいである。エントロピーが低い、とも言える。こういった趣味(?)は磨いていきたい。みんな、僕のスイッチが入ったら生暖かく見守るだけでなくちゃんとツッコミを入れてほしい。ボケっていうのはツッコまれるのが嬉しいからボケるんだ。サドとマゾの関係と同じかもしれない。親に叱られる子供とも似ているかも知れない。つまり、期待度の大小の問題である。 期待度が低い、という状況は、多く在るようで実はほとんどないように思う。何かしらの行動はその殆どが期待を含んだものであるし、期待のない所で行動するのは、コルセットのように強制でもない限り難しい。人は期待度を自発的に下げようとする傾向があるように思える。期待して、でも思った結果が得られなかったら、なんだかうらぶれた気分になるから。なんて、自己演出、自己プロデュースしてるんだか知らないがそんな都合を付けて。ローリスクハイリターンを狙っているつもりだろうか。自分の経験だけで語ると、期待しないでおこう、と考えたところで、それが失敗したときの落胆は然程変わらない。期待度なんて二次的な、円髄みたいなものなんだから自分がこうしようと思ってどうこうできるものではないように思う。そんな細々としたことがどうのこうのよりも、結果が出るのが楽しみ、くらいの感情で当たってやった方が上手くいくことの方が多い。 もちろん、期待してなかったから失敗したとかそういう精神主義は真実からかなり遠い。気分が落ち込んでるから体調も悪い、なんて云っているのと同じである。過大評価もいいかげんにしてほしい。でも今日はこのへんで。 |
11月9日(Tue) なんなんだチョコボール?! 今日はキスをしました。 嘘です。 ちょっとドキッとした?! ねぇ、ドキッとした?! 他人の唾液は、味がするときとしないときがある。 味音痴に所以するのだろうか。 そもそも味音痴とはどういうことか。 味なのに音痴(おとしれず)と来たもんか。 まいりましたわ。 今の僕は 難民みたい。 でも実は そんな困ってるでもない。 実のところ そんなでもない。 でもない。 でもない。 否定の否定は肯定だと取られがちだが、 感覚的には誤差ぐらい生じているのではないか。 否定を繰り返しているうちに とんでもないところへ漸近、収束していくような感覚はないか。 新天地だろうか。桃源郷なのかも知れない。 どんどん近づいていく。 漸近、収束というのは 限りなく近づくということ。 つまり、交わりはしない。 なんて切ないんだ、漸近線よ。 実はそんなこと、露ほども思っちゃいない。 露ほども、だなんて、露に失礼だ。 そんなに大きくはない。 漸近線ほども思っちゃいないんだ。 まるでアザラシとアシカの恋だ。 出鱈目に続く、可笑しなショーだ。 |
11月8日(Mon) デートしたい。 「寒いから」というのと「気温が低いから」というのは、どう使い分ければいいんだろう? そうだよ。 もう制服デートなんかできねぇんだ。 スーツの袖を合わせて シングルノットやらダブルノットやら覚えて 悪くないかな、悪くはない。 でもたまに戻りたい。 なんちゃって。 意味を求めない。 添い寝しちゃいたい。 なんちゃって。 もう眠ろうよ。 気温が低いよ。 自分の体温が温かい。 なんちゃって。 |
11月3日(Wed) 過ぎるままに過ぎていたら11月になりました。って、毎月書いてるな。働き始めたら、疲れたらもう一度、エレファントカシマシを聴いて欲しい。余計落ち込む。 毒男のエピソードを呼んで、吐きそうになるまで落ち込んで、泣きながらオナニーして、3回して、ようやく落ち着いた気分になって、風呂に入って、深夜番組を見て、ぐっすり眠る。そんな日だっていいかもしれない。みたいな。ゆかりの呪いにかかってる。ばっちりかかってる。 書けない日は書かない方がいい、なんて意見を僕は信じないわけで、書けない日も書きたい日もあって、それを底辺にしつつ、別の次元で書く日と書かない日があるんだ。関連付けするとすれば、書けない日は推敲をしない。俺の思考を食らえ、みたいな。フリーザみたいな気持ち。ゆかりの呪いだ。間違いない。 上手く命乞いできない。ような気がする。イメージが沸かないことって、できない。昔、クリリンと悟飯が宇宙船の中でイメージトレーニングしていたことを思い出した。こち亀で、両さんとその同僚が脳内格ゲーをしていたことを思い出す。彼らは、ゲームにおいての法則(技のダメージ、コマンド入力により移動するキャラの位置)を全て暗記していて、だから「下 左下 左 P P K!」と言うだけで彼らの脳内で試合が行なわれるのだ。あれを読んだとき、僕はしばらくシミュレート症候群に掛かった。脳内だけで生きていけるんじゃないかなと思ってしまった。そんな時期もあった。急に思い出した。 推移を推理しよう 酔狂な推測をやろう 憶測だって構わない これは邪推だろうか 探「犯人は判っています」 刑「なんだって?!誰が犯人だと言うのかね?」 探「まず被害者の残したダイニングメッセージ『ペレストロイカに恋をして』について。初め僕たちは、ペレストロイカに深く関係のあるボギーさんが犯人なのではないかと疑いました。」 ボ「僕じゃない!僕はやってない!」 探「ええ、わかってますよ。犯人はボギーさんではない。『ペレストロイカに恋をして』。不自然じゃないですか?こんな長文を書く時間があるのなら、僕ならもっと直接的なメッセージを残したり、助けを呼んだり、他のことにエネルギーを費やしますね。つまりこれはダイニングメッセージではない。これは、被害者が殺される直前に書いたものだったのです。」 刑「なんだって?!」 探「ペレストロイカに恋をして。これを並べ替えます。スペレカトロイに恋をして→レペスがトロイに乞いをして。これは北欧神話に繋がります。トロイは、トロイの木馬で有名な都市の名前。レぺスはこの地方の神の名の一つです。いいですか、レペスは神です。神はネ申に繋がります。これを覚えて置いてください。ここでトロイですが、これはコンピュータウイルスの名称しても用いられます。トロジャーノンですね。このことからコンピュータに縁が強く、しかも北欧の歴史にも精通している犯人像が浮かび上がります。そして、乞いをして、の部分。乞いをするのは乞食です。乞食はホームレスに繋がります。ホームレスは公園に繋がります。公園に来るのは、子供か、犬の散歩をする人間です。犯人は!コンピュータ会社に勤めており休日の犬の散歩が趣味の袴田伸介さん!あんただ!」 全員「な、なんだってー!」 刑「逮捕だ!」 袴「うわぁー」 |