不思議と、何も書きたいと思わない。台風だからだろうか。
窓がガタガタ抜かしてうるさぁい。そんな夜も朝方にはもう終わっちゃってる。
そんな夏休みも、明日にはもう終わっちゃってる。

九月とはどういうことだろうか。毎月、月が代わるごとにそんなことをしつこく考えている気がする。
七月とは、八月とは、九月とは。答えなんか出るわけがないし、そもそも探してすらいなくて、僕は要するに月が代わるのがたまらなく嫌なだけなのだ。そこで変な理屈立ててダダこねてるだけなのだ。
ダダとゼブラーマンは紙一重なのだ。

九月になる覚悟というものをやってしまいたい。ただそれだけのことなんだけれど、今まで二百近くを数える月を過ごしてきて、そんなものできたことなかったなぁと絶望してみるテスト。
夏が終わる頃に夏を感じ始め、秋が始まるけれど、宙ぶらりん。
一度くらい正しい季節で遊んでみたいもんだナァ。
僕が覚悟を決めることが出来た頃には、もうその月は過ぎ去ってしまっている。
僕が覚悟を決めることが出来た頃には、もうその対象は過ぎ去ってしまっている。

時間が過ぎ去る。
日々が過ぎ去る。
年月が過ぎ去る。
人生を過ごす。
カゼノウタヲキケ。

二年くらい経ったつもりだったんだけど、数えてみたら半年も経ってませんでした。
あなたは間違いなく僕の人生を濃くしてしまった。
残酷で、素敵で、嬉しくて、素晴らしい。
ホゥワット・ディズ・ビューチフル・ワールド

九月中に黒染めします。

　またイヤホン大音量作戦に出ていますこんにちわ。あーどうせならゴッツいヘッドホン欲しいなぁ。昨日ので大体ネタ切れしてしまったので今は椎名林檎（幸福論）とロリータ18号（サウスパーク）とモーニング娘。をローテーションで流しております。そういえば最近モー娘見ないけど、どうなったんだろう。落ち目なのかなぁ。落ち目なのか、僕のテレビ見る頻度が減ったからなのか、その区別もつかないんだけれども。そういえばこの前、ロリータ18号のＣＤを衝動買いしてしまった。っていうか衝動買い多すぎ。バイトしてて良かったって思うのこのときぐらいですよね。実はこのペースでいけば今月の給料を足して免許取れるくらいのお金が郵便貯金に溜め込まれる。浪費家のようで実はちゃっかり溜め込んじゃってるわけだよ！っていうかお金使うだけの時間がない＋使う以上のスピードで稼いでいるってだけのことだけなんだけど。いつまで経ってもバイクやら車やらに魅力を感じられない男です。あんなのただの移動手段でしょーが。移動手段って意味でなら魅力的にも思えるんですけどね。だって、歩くより走る方が速いからね。

　車もバイクも、音楽だって本だって、映画も演劇もパソコンもゲームも、何だって楽しいと思う。でも、そればっかりやっていくってことに僕は今一つピンとこないものを感じておるわけです。それはある種閉鎖的であるし、なんか頑固じゃないですか。他にもいっぱい楽しいことあるのにさ、頑なに「おいらはこれだけ！これが最高！」って、まあそれもいいとは思うけどさ、でもやっぱ、でもやっぱって思う。

　その、自分が目指した道の中で「この人は神！」って思う人物ってそれぞれいると思う。一番速く走った人とか、ファーストコンタクトで自分の心を打ち抜いて持って行っちゃた人とか、まあ僕にとっては真島昌利さん然り、峯田和伸さん然り、大槻ケンヂさん然り、その他多数なんだけど。でもさ、思うんだけど、そういう人たちって決してそのことだけを頑なにやり続けたわけじゃないと思う。いや、やり続けたんだけどさ。上手く言えんなー伝わんない。とにかく、むちゃくちゃ色々やったと思うんよ。その中で、むちゃくちゃ楽しいことや魅力に感じたことがいっぱいあったと思う。で、いろんな楽しみを知って、吸収して、そんで改めて自分の道に戻ってきたとき、そりゃもうむちゃくちゃにすごいもんを作ってくれるもんなんやと思うわけです。もちろん楽しみ、喜楽だけじゃなく、怒哀も多く含んで。喜楽よりも、少しだけ多い怒哀を含んで。

　むちゃくちゃ寄り道して、それから自分の道に戻ってきたらいいと思う。やー違うな。寄り道も自分の道にしてしまえばいいと思う。迷路やね。ハイロウズか。何かアホみたいな青春メロドラマ的に言ってみれば、僕っていうか僕の周りみんな、道を見失ってるとか模索してるとかそういう風に表現されるんじゃないかと思う。つーかさぁ、そんなん嫌じゃないすか。何が迷える子羊やねん、ストレイ・シープすか。漱石なんか持ち出してくるんすか。いいじゃんかこれで。

　あーもうバイトじゃないか。絶対読み返して恥ずかしくなるんだこれ。いいか。ステキやし。

　さっきまでのあの異常なテンションは何だろう。燃えカスか。あー落ち着いた。イヤホン外したら元に戻るってことぐらいわかってたさ。さあ、今度は風呂に入るまでの日記。

　そうそう、STAND UPが水曜深夜にやってます。僕が「今までの人生で最高のドラマ」と評したドラマ。僕が鈴木杏のことを知って、好きになったドラマ。嵐の二宮なんとか君のことをも好きになったドラマ。あのドラマに出てくる全ての人物について好きになったドラマ。童貞をこじらせた人のためのドラマ。僕みたいに。とにかく大好きなんです。嬉しいんです。やっふー。

　今日は、最後の方にとても嬉しいことがあった。
　ゆっくり眠れそうです。ありがとう。

　峯田和伸の★朝焼けニャンニャン

　酔狂で峯田さんの名前で検索かけてみたらモロ本人のサイトが引っ掛かって僕はもういろんな汁とか出そうなくらい感激。でもって調子乗ってnyでgoing steadyの曲落とそうとしたら知らない題名があったのでこれ見よがしに落としてみたらgoing under groundの楽曲でチーン。気分を盛り返すべくゴイステのＣＤを探したら、マイＣＤケースにない。あれ、あらへんがな。あらへんがなー。チーン。僕のことなんで誰かに貸してるとしても覚えてないんでなんかもうぐってぐて。それでも気分を盛り返すべく、パソコンに入ってる数少ないゴイステの曲を、耳を潰さん限りの音量で叩き込んでいる次第でございます。going steady→サンボマスター→エレファントカシマシ→ガガガＳＰ→going steadyときて、ちょっと泣いた。あー誰かに電話したい。というか、してみたい。

　こうして連続で日記を書いているけれど、実際には時間が流れているということがよくある。イヤホンを刺して約一時間が経ったし、流れている曲はヘビーヒッターオールスターズに変わっている。今でも僕は、二分に一度くらいのペースで鼻の奥にツンとした、欠伸との中間くらいの感覚を味わいながらこれを書いている。キーボードを叩く音も聞こえないけれど。そうだ、きっとステキなのさ。晩飯だって食わなきゃならない。携帯のメールだって返信しなきゃならない。何を書いているのかもよくわからない。ここから動きたくないんだ。なぁ、俺は今ここから動きたくねぇんだよ!!!とことんまでやってやろう。やってから後悔かましてやろう。今なら誰だって超えられる。敵うもんなんかあるのか?!

　ああもぐっちゃぐちゃだ。変換するのも面倒だ。パソコンが俺に追いついて来ない。なんなんだよそのタイムラグは！ゲロ吐きそうだ。歌え歌え歌え!!!キーボード掻き毟っちゃいたい衝動を必死に我慢している。なんだこれは、なんだこりゃ！俺やっぱり大丈夫じゃんか！おっしゃ！ＣＤ終わったし飯食う！風呂の方がいいけど飯を食うぞ！今日は飲むぞ！一人でも飲むぞ！食うぞ！

　昨日は地元呑みだった。俺は少ない地元友達の連絡先を手に入れようと、バイト終わりに友達の家に行ったのだけれど、そしたら「花火しよう」って言い出して、みんな誘ってみるのだけれどあんまり乗り気じゃないようだから、面倒になって酒買って公園へ集合した。ミニチュウハイが36本。なんて馬鹿な。

　今、パソコンの割れまくりな音源でgoing steadyの「夜王子と月の姫」を聴いて迂闊にも泣きそうになっている。いかん、涙腺が緩んでるぞ。はっしー（橋本）と呑むと、毎回こうなる。気付いたんだが、俺とはっしーは無茶苦茶に似てる。好みのタイプ。好きな芸能人（タハタユウコ、鈴木杏、ちょっと前の広末）。惚れた女についての話と、それについて残ったトラウマ。こんなに似てる感性を持った人がこんなに近くにいたなんて。

　こんなに青春するとは思わなかったよ。
　こんなに青春できて嬉しいよ。

　ずいぶんと真面目な話もした。浪人生の苦労と心境。進学か就職かも決まってないこと。大学生なんだけどサークルが全ての生活。ああ、いつのまに俺たちはこんな恥ずかしすぎるような話題をシレっとした顔で、でもほろ酔いで、語ることができるようになったんだろう。「とにかく、どうなるかとかそういうことはわからんけど、俺たちもうすぐこんなんもできんくなってまうわけやろ。んでさ、できひんよーになるん嫌やけど、そんなん言ってる場合ちゃうねんから、もう全部やってまいたいねんな。走り続けたいとかそんなんちゃうけど、もうなんかずーっとなんかしてたいねん。こういう状況になってもーてるねんからさ、もう全部に顔出したいねん。突っ込めるとこは全部突っ込んでいきたいねん。損したないってあーなんかちゃうなぁ、とにかく全部欲しいねん。全部くれ！」　正直な、芯からの言葉を吐いた後、周りの仲間が頷いてくれたとき、あれほど嬉しいモンはないぞ。

　前回の福井家お泊り大会に続き、やはり女の話。集まっちゃあこれしかないだろー。女って言っても、過ぎ去ったことばっかりなんだけど。最終的に小学校の初恋にまでさかのぼったもんな。前に、8月上旬くらい？に、松尾家で俺は「俺なんかあれやで、秘密ばっかやでー」みたいなことを言ったと思う。そいつを満足いくレベルまで、全て解放できた瞬間だった。やっぱりそれは地元のみんなが、高専側の生活とは違うところにいる人だからだと思うし、もし俺の愚痴に、地元民の知り合いが含まれていたら俺はその話をできなかっただろうとも思うし。いや、いつかするけどな。一度壊れたダムなら、二度目だって別にそんな。

　はっしー（橋本）が余りにもウジウジしていた。なんだか知らないけどそれを見てイライラした。自分と重ねた、とかそんな在りがちな理由付けされるんだろうか。酒の勢いを借りて、がなり散らしていた。「んなもん一年やぞ?!どんだけ長いねん一年って！もうあれっすよ、見るもの聴くもの全部そっちにリンク張ってて繋がってまうねんで。三ヶ月くらいはほんまに死にそうやったし引き篭もりたかったしマジで。ほんまに何でもやで。こんな缶チューハイからでもあー呑み行ったとき俺帰りに凄い駄目男やったなーとか、タバコからもベンチからも気温からでも繋がれるし、っていうかこの公園一緒に犬の散歩来たわボケ！そこ座ったがな！もう俺の行く場所なんかほぼ全部それで占められてんねんって。んなもん、シャッター閉めてまうしかしゃーないやろ。」

　言ってしまってから、これはまずいやりすぎたと思い、「行ってきマース」と言いチューハイを手に取り、一気に飲み干し、缶を逆さにして頭上に掲げるというパフォーマンスで空気の奪還を試みた。缶にはチューハイが少しだけ残っていて、頭にポタポタポタと降り注いだ。

　好きなサイトがね、そういう口調だったんですよね。好きになって真似てみるんだけど上手くはいかないもので。今朝は結構良い具合にまったりとしたテンションですらすらと書き進めることができましたが、今晩はちょっと駄目ですね僕は。やはり刺激を受けると、なんかチクチクしたアレで突っつかれると、どうにもこうにも駄目な方の僕が、悪まーもーが出てきちゃうんですよ。またダークなこと言っちゃう。裏日記とはうまいシステムだよなぁって思いました。まぁあれですよ、言い訳ばっかりの僕は「裏も表も作ろうとするから駄目なんであって、もう全部はっちゃけちゃえばいいんすよそれで引いたりするんならそいつはその程度のやつだから引くがままにしとけー」とか無謀な言い訳して、結局面倒なだけなんですけどね。中居くんが誕生日だそうですよーぃ。

　バンプがやっとアルバム出すみたいですよ！期待してないけど買うと思います。あと、ハイロウズのライブは見事にテストに重なってくれちゃったっていうか、普通の重なり方なら絶対行くんですけど、ライブが平日なんで、昼までテストして、夕方から大阪行って、終電くらいでグデングデンに疲れて帰ってきて、翌日筋肉痛でテストっていうスケジュールになっちゃうのでそれはさすがに無理で御座る。まぁまだ100年会館が残ってるからいいんですけどね。チケット発売すらしてないっていう。バンプもいつのまにやらアルバムと同時にツアー始めてるようで、こちらもチケットありそうなら行こうかと難波Hatch。

　テレビを付けたままにしておったところ、避けつづけていたあいのりが始まってしまいました。なんかあれです、近頃のあいのりは登場人物に魅力を感じませぬ。そしてそれは登場人物に魅力がないのではなく、おそらく僕に魅力を感じる力が失われつつあるからなんじゃないだろうかと邪な推を測ってみたくもなるもんですドルバッキー。そいつの魅力そのものよりも、その魅力に感応できる力があるかどうかなんですよね。惚れた腫れたのどうのこうのを相手の魅力の所為にするのは如何なものか。やっぱりあれなんですよ、魅力に感応する力ですよ。やったね！あれ、俺は何が言いたいんだっけ。

　昨日の日付がMonになってました。体内時計では月曜だったんだ。最近は休日も平日も関係ないので、体内時計がズレまくりなので御座る。しかも一日ズレじゃなく八日ズレだこりゃ。てっきり明後日位から学校始まるかと思ってた。マジで。

　実は意外とメール人で、先日の携帯紛失粉砕事変により携帯依存症であることが明るみに出た僕なんですが、近頃はどうやら各方面に愛想を尽かされたらしく、誰に見られても恥ずかしくないメールBOXになっておりますので是非。是非？なんだ是非って。是が非でも、の「是」ってなんだろう。

　というわけでございますので、誰か連絡をギブミートーキョー。なんだろうこの文面は。楽しいぞ。

　炭酸が飲みたかったのでテクテク自動販売機まで歩いたところ、お家に財布を忘れました。そんで財布を取りに帰ったら９４円と１銭と１ドルと１ウォンしか入ってなかったので是驚き。金欠という訳ではないのですが、郵便局のATMというやつが自転車を活用しないと面倒な程度の位置にありますゆえ、どうも財布が重い割には大抵の場合金欠気味な僕。自分の財布の中にいくら入っているのか把握できないというか、要するに自己管理というやつができないので、財布にお金を入れておくのが苦手なんです。七月のお給金も所得税以外に弄ってないですし。そんなわけで「実家に居ながら貧乏浪人学生」な生活を暮らしておりますが、自分としては普通に生活しているだけなのに、なんだか知らないところでお金が振り込まれていてラッキー、といった処遇に御座います。バイトっていうのは初めこそしんどいものですが、それを自分の普通の生活と定義してしまえばこれほどオイシイものはないというのが僕のモットーでして。だから「時給なんかそんなん関係あらへんでー」と僕は常々申しますのに皆は疑いの目のみで聴く耳を持ちません。嗚呼、悲しき哉。とにかく僕は普通に毎日を生活しているだけであるのに、知らず知らずお金が振り込まれているのです。世の中って凄いですね。それでは雨も止んだようですし、財布の中身を目指してエコマミ（エコールマミ：地域密着型複合商用施設。早い話が、アピタやダイエーに縮小に縮小を重ねた微妙な施設。キーワードは微妙）へ行って参ります。と思ったけど今見たら雨止んでなかったので、いつものようにちちんぷいぷいを見ながら昼寝でもしようかと。


　各方面へお願い。ホットメールのアドレスもありますしトップにフォームが御座いますのでそこから連絡を下さればワタクシの現在の連絡先と云うものを折り返し伝えさせて頂きとう御座います。ちょっと切るには勿体無い縁ですので。花に嵐の喩えもありますし。花にアリスもありますし。ちょっと鈴木杏が落ち気味ですね。

　

　21日、二度目の吉野川へ。11時集合に遅刻しそうだった。しかし僕には誰かに連絡する術がないわけですよ。そこで特急に乗ってみた。わっほーい。五百円ー。最終的なメンバー紹介。サイゴ、もりむ、かじ、駒、米ちゃん、僕、それに「まーちゃん」という謎の人物。面倒なので、あったことだけ完結に書きましょう。そこらへんが日想なんで。

　川で遊ぶ（11時〜16時くらい）→絡まれる→壺阪山グラウンド公園で飲んで花火して飲む→鬱陶しいのに絡まれる→名前忘れたけど「あ」で始まる名前の人が途中参加（20時くらい？）→鬱陶しいの帰る→本格的に花火→終電なくなる（22時過ぎ）→米ちゃん家に泊めてもらう→起きて帰ってバイト行く。そんでバイト終わって今これが21時。初めは新鮮だったけど、なんかもう日常になってきたよね。楽しいけど。やっぱしんどいけど。「あ」の人に診療してもらいたい。むしろ心療。言いえて妙ですね。お風呂行ってきます。ぱたん。

　携帯の登録数が30件にまで回復しました。やったね！なんか「めんどくさー」しか言ってない気がする。誰か私に宿題を教えてください。宿題の内容ではなく、何の宿題があるのか教えてください。

　給料が入ったとしても、一番テンションが上がるのはＡＴＭから金を卸したときではなく、働いているとき突然に給与明細を貰ったときだ。スマイルスマイル。それでも携帯の利用料金は俺の意思とは無関係に汗汁流して恥じかいて稼いだ金を引っ張っていく。今月はＡＵとＤＯＣＯＭＯの二社からの請求なので、二万弱は落とされるんだろうか。なんだそりゃ！所得税どころか?!　っていう話を先輩にしたら、「二十歳超えたらやってれへんでー。勝手に一万三千円も持ってかれんねんもん」とぼやいていた。国民年金保健ってやつだろうか。未知の世界だ。信じられない。信じらんなーい。でもそれも普通になっていくんだろう。何よりもマクドバイターがちゃんと年金払ってるってことに驚いたけどさすがに口にはしなかった。

　いろんなことが普通になっていく。どうも日に日に不幸になっていってるような強迫観念に駆られて、不整脈になったり狭心症の気が出たりする。自分が精神的に若干病気であることには気付いている。でもこんなもの、二十年前なら病気と認められることすらなかったんだろう。いろんなもん増えすぎだろ。今の定義に基づいて言うなら、世の中の9割9分は病気なんじゃないだろうか。病気っていうのは逃れられないし、ってことは（一部の大病、事故を除いて）それほど恐怖におののくタイプのものではない。病っていうのは苦しみで、人生は言うまでもなくきっつい。

　「人生は苦しい」ってなんてウサンクサイ言葉だろうか。そんなもの信じられる訳がない。バカかと。

　俺もおまえも損してる。損は無くせない。でも減らすことならできるかもしれない。俺はできるだけ得しようとしている。利得を、利得を、利得を。得をしようとする、ということは、度々否定的に語られる。見返りを求めることは愚かだと。損しろと。そんな言葉で騙せると思っているらしいが、そうは問屋が卸さない。そんなもんは「俺が損してるんだからおまえも損しろよ」「それで軽減された分を俺に得として与えてくれよ」「損してるあんたを見てちょっとだけいい気味」って言っているだけに過ぎない。得ということをよく考えたことがあるのか問いたい。金だと思ってるんだろうか。これは自分の考えだから他人には適用できないかもしれないけれど、僕は、得っていうのは自分の気持ちなんだと思う。嬉しいって思ったら得だ。なんかいいことしたなーって、下向いてちょっとニヤケれたらそれも得だ。もちろん、何かに対してお金を貰えたら、それも大抵の場合嬉しいことだから得だろう。

　偽善だろうけど、偽善以外には滅多にお目に掛かれないんだからこれでもいいはず。自分の行動で自分も相手も得することはよくあるけれど、自分が損することで相手に得をさせるなんてことは、多々あると思われがちなんだけど実際あんまりない。っていうか無意味だ。それなら自分も相手も得するほうが良いに決まってる。自己犠牲っていうのは自己満足のためにするっていうのは、僕の中では経験を踏まえてしっかりとした真実だ。あれ？そんじゃ自己満足できてるっていう意味で、一面からは自己犠牲も得であるってことか？まあ意味わかんなくなってきたけど、これでいいか。いいじゃん。常々言ってる、「真実は、がーーー!!って言うこと」というのは、こういうことだ。はい此処にこういう真実！だーー！そういうこっちゃ。どういうこっちゃ。

　昔々、「自分の偽善が嫌だ」って愚痴ったことがあった。若かったなー。若かったんです。「偽善でもないよりマシやん」って言われて、まあ大抵の場合、愚痴っていうのは正しい返答をされてしまうともう続かない。俺は「んー…」とか言いながら黙ってむっくれた。最近、そのことをよく思い出す。どうして俺はむっくれるだけで、それについてよく考えてみなかったんだろう。今思えば、むちゃくちゃ正しかった。偽善以外にない。

　今日は楽しい給料日だー。と、別にお金目当てでバイトしてるわけでもないのに、やっぱ明細を見るとテンションが上がるわけです。なんとなく予感はしてたんだけど、7月は働きすぎた。127時間ってなんですか?!っていうか僕、所得税払っちゃってるよーこれ。爆笑。たっはー所得税払っちゃった！そんで昨日は先輩の誕生日飲みでした。今日は出すわーと丸々一万円奢る姿がすごかった。

　そんなことは実はどうでもいい。実はなんでもいい。あんたは綺麗事を並べることで綺麗を保てると信じているのかもしれないが、それは違う。あんたの言う綺麗事ほど汚いものはないし、微妙にひねくれてみようと奇をてらった、受け売りの荒んだ大人的な意見だって吐き気がする。そんなことをする必要はなかったんだ。ただ現実がそのまま在ればそれで良かったはずなんだ。余計な感情はいらないし、そもそも誰にも感情なんてないのかもしれない。それは本当に感情か？今まで吸収してきた色んなパターンに対する無意識の条件反射とは言えないか？なんでもない。「がーーー！！」って、それが一番正直な意見なのに、誰も認めない。もう、まっさらではない。まっさらにはなれない。