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2月29日(Sun)

 二月が、終わる。

 いつものようにぐだぐだ書いてたさ。でももうやめー。範囲指定して全消去してみせる。俺だけじゃないんだから、いちいち周りにばら撒くことも無い。みんながそうしてくれると尚良いんだけどね。そんな騒ぐようなことでもないさ。

 奈良の東向き通りのことのマクドがえらいことなってます!ビビッた。あそこなら働きたいと思う。なんか薄暗いし、てゆかグランドピアノとか置いてあるし。梅田のロフト前のマクドとか、あんなノリ。あそこも確かピアノ置いてあったよな。作り付けのカウンターとか。でも思い出のドナルドベンチは撤去されてました。隣りに座って写真撮ったやつ。同じ奴エコマミにもあるんだけど。

 おあいこにできるかな?と思ってたんだけど
 そんなことなかった
 余計に悪化しただけで

 自己嫌悪しながら、後ろめたい気持ちで何かをした後は
 決まって悪い夢を見る
 きっと自分のこと嫌いな誰かが
 カラオケの採点機とか、ああいう何かが
 自分に向かって毒電波を送ってるんだと

 無理やり納得させて
 二度寝
 



2月24日(Tue)

 いや、わかってると思うけど本編なんて始まんないし。

 自分を過大評価して言う。全部が全部とまでは言わないけれど、けど結構大きい比重で「俺だから」だと思う。己惚れですが、そう思う。つーかそうでも思わないとやってけねーんだよー。救われなさ過ぎる。なんでこの世界にはこんなにプレイヤーキラーばっかりなんだよ。みんな名前赤にしろ。攻撃したやつは赤にしろ。俺も赤に染まるだろうけど、その方がまだ。その方がまだ。脳ミソ組替えたいよほんと。

 でも俺のこんな苦悩イラつき憂鬱なんかより、あんたの見えない悲しみの方が大きいんだよね。って言って欲しいんだろ?
 どう?自分ってこんなに可哀想なの!どう?どう?可哀想でしょー。ねぇ、可哀想と思うでしょ!じゃあさ、これはどう?
 痩せたよ。ヤツレタんじゃない。痩せた。

 何かやろうとしてるんなら筋通せっていう話やねん。職場や社会で酷いことがあったとき、「自分が〜〜だから」と逃げ道を作って安定しようとしてる奴。「自分が〜〜だから」、何にでも当てはまる。自分の外を見ることもせずに。「だって他の人らとか見ててもこんなんちゃうねんもん」ってそんなんわざわざ都合良くお前に見えるようなところで起こるかボケェ!自分だけがって思ってる奴が一番性質が悪い。周りを見たって無駄。比べるもんなんかどこにもない。だから自分が一番と思ってしまう。それをやめぃっちゅーとんねや。「自分が一番辛いんだ」と思ってる奴は、困ったことに実際辛く見えてしまう。そこで差が生まれる。僕は、生きていく極意は「無視」だと思ってる。実行してる。痛いこと以外の大概のことは無視できる。「辛いよ、辛いけど闘う!真正面から闘って最後までやるよ!でも辛い」って悲劇ぶるのは、逃げより惨めで愚か。やるんなら黙ってやれ。現実と創作物を混合しすぎ。勝手に心ん中で思いながら、なおかつそれを「んなもん知るか!」と無視して歩を進めてみせろ。そういうこと。

 男は叩かれて育つ。頭叩かれて頬っぺた張られて身体ごと投げ飛ばされて、それで育つ。女は、僕は女じゃないから知らないけれど、一般的に男ほど叩かれることは少ないと思う。代わりに精神的に大人になるのが早い。ものすごい早い。きっとそっちの面で色々あるんやろーと思う。最近の男女平等が間違った方向に進みすぎてる。あ、女の人怒らないで下さい。むしろ読み飛ばして。 昔のままじゃダメなのか。女性の社会進出は大賛成。そこは平等に。女も土俵に上げろ?あらゆるところで女の弱さ振り回しといてそれかい。女性専用車両に女性専用のパチンコ台。カラオケまで女性格安の店舗がある。で守って精神振りまいてそれはないだろう。ものすっごい男女差別的な言葉を吐くけど、土俵の上は「男の社会」なんです。あああ反感買いそうで怖いな。でもそうじゃん。ていうかさ、男が「俺らも宝塚に入れろ!」って運動したことがあったか?男の宝塚なんか見たくないし女の相撲も見たくない。




2月23日(Mon)

 シリーズアライグマ 3

 地球には60億の人がいるという。つまり、男が30億で女が30億。微妙に女のほうがちと多い。微妙にって言っても、31億と29億ならこりゃもう立派な一億人差。昔、「ならもうちっとでも心トキメクことがあってもいいんじゃね?どう組み合わさったってあぶれ出すことはないんだしさ」ってずっと思ってた。正論に思えたし、世界の真理だと思った。世界中の人がこれを知ったら戦争なんて起きないだろと思った。実際、この定理が証明されれば戦いはなくなるだろ。脊髄痺れるようなセックスをして、はい、もうしません。一夫多妻や局地集権なんて考えもせずに。

 そこまで話してから、やっと顔を上げる。スポットライトに少し顔をしかめる仕草。
 やあみなさん、こんばんわ。ネバーランドへようこそ。笑い。毎度お馴染みストーリーテラーの○○です。今回のお話は、そんな少年が!ある日なんと!アライグマになっちゃうのです!って、オチ言っちゃったー!オチ言っちゃったー僕!あはははは。・・・ゴホン。さて、言っちゃってからナンなんですが、オチを知っていても心配無用、問題ありません。何故ならこの話の一番の見所は、少年がアライグマになる前のテンワヤンワなんですから。ていうかぶっちゃけ、見所なんて設定されてないんですけどね。僕が一番好きなシーンが、アライグマ以前にあるってだけで。そもそもお話っていうのは、人それぞれにあるんですよ。皆が同じ感じ方をするわけがないし、それじゃつまんない。今貴方の隣りには誰がいますか?友達?恋人?知らないおっさん?あるいは前世で恋人同士だったかもね。たっはー。貴方はこの話を観て、何かを感じるでしょう。でもそれは、決して隣りの誰かと同じものじゃない。貴方の見所を見つけてください。お持ち帰りしちゃってください。そうして貰えることが、お話にとっては至上の喜び、プレジャーだと思うんです。さあ、少し喋りすぎました。飽きた?いやいやいやいやもう始めるからそんな顔すんなよー。とっとと退場した方が良いようですな。でわでわ、本編の始まり始まりー。

 男、しゃがみ込む。暗転。




2月21日(Sat)

 なんでそんな悲しむことばっかすんの



 Ans.__________




2月20日(Fri)

 最後の授業で映画を見せられながら、誰かが机の中に入れっぱなしにしていたレポートの裏にボールペンでぐじぐじ落書きをする。俺の落書きは、俺の頭ん中。できるだけ脊髄で描くことを意識する。できないんだけど、意識すること。それが大事。正直ね、自分の絵に関してナルシストなんよ。うわ、これ売れんちゃうん!って思うよ。あるいは誰かに笑ってほしいだけか。なんか脊髄モロ出しにする方法編み出してみたりな。ぐわってポールペン力入れて握って、ニュートロンとかそういうのを感じようとしながらガーって線引きまくる。ぐじゃぐじゃに。ある程度描けたら、一息ついてその図形を眺める。じーっと眺めてると、そのうち何かに見えてくる。今日の場合だったら、鼻と口に見えたり、タキシードの胸元に見えたり、まあなんだっていいの。あとは周りに付け足して欲しそうな所を付け足していくだけ。はいできあがりー。ほら、なんかそれっぽいっしょ。いい遊び。

 で、その映画なんだけど、ユウサクさんが凄すぎた。女だったら絶対惚れてるだろうなと思う。あの声とか、指とかに。実際、ほとんど動いてるユウサクさんって見たことないんよ。松田龍平のがまだ多い。でも、やっぱりユウサクさんなんだよな。ジーパン刑事って、「なんじゃこりゃあ!」のシーンばっかり語られるけど、その後の死に方がすっごいかっこ悪いんですよ。「死にたくないよぉ…死にたくない…」って這いずり回って。かっこ悪ければかっこ悪いほど良いって、この身で初めて感じたのはあのときかもしれない。




2月18日(Wed)

 煙草は一本吸うと五分三十秒寿命が縮むという
 つまり五分三十秒かけて煙草を吸うと
 倍の速度で死に近づくということだ
 なんて美しいことだろうか
 倍の速度であなたに近づいていける


 すっごいね、もはもはに弱い。弱すぎ。ファーっていうの?あれはだめだわ。反則だ。あれほど「メロメロ」って言葉が相応しい状況ってそうないと思う。世の中に絶対ってないんだけれど、あれはもうどうしようもない。本当はガバッってしたかったんだけどさ、まあそれはさすがに。ただの毛のくせに。ほんと、ああいうのに触りたい欲望ってのは、ある種性欲よりも耐え難いものがあるのよ。だって性欲はまだ理性で我慢できるもの。例外を除いて。
 で、今日は久々にどんと会ったんだけれど、思い出そうとするとどうもあのファーが頭をチラつくわけです。形容するなら「メロンパンナにパンチくらった状態」あるいは「サンジ→ナミさん」。ていうか俺、耳開発されてるのか。中学校の頃とかさ、ふざけて耳に息吹きかけたりするやないですか。昔はあれでビクッとなるのがどうしても理解できなかった。自分では認めてないんだけど、僕は耳の痛覚が人より鈍いそうなんですよ。耳なんか針でも刺さん限り痛くなんかならへんもんっしょーてな考えだったもんで。みんなそうだと思ってたら、どうやら違ったらしい。そんな僕なんで、耳に息とかそんなん別に額に風当るのと変わらんやろーと思ってたり実際昔はそう感じてたはずなんだけど、これはやっぱり開発されてるってことになるのでしょうか。なんでこんな耳弱い人になってるんだよぉ;つーか全体的に。なんか皮膚の奥に潜ってた神経とか引きずり出されたような感覚すらあるな。悔しい。

 自分をコントロールできない出来損ないの阿呆男です。決めたって心に誓ったって、実行しないからじぇんじぇん意味ない。日本語なら人並みに使えるけれど、意味を理解しているのかどうか微妙なところ。悟り切っているかのよう。そう見られたくて間違った演技してみて、失敗していることにも気付かない。笑われていても気付かない。そのくせ、笑われてるんじゃないかっていっつもビクビクしてて今のところ問題ないけど胃壁とか結構ぼろぼろなんだろうなーと思う。のに、演技はやめない今更無理。変えらんねぇ。出不精。面倒癖。不適合。挙動不審。被害妄想。強迫観念。逃避人格障害。健忘症。虚言癖。電波。虫歯。Mハゲ。低身長。根暗。の、予備軍。いつでもベンチを暖めて待ってます。
なんだってできる?嘘だ。なんにもできない?それも嘘。空も飛べるはずって、スピッツが言ってたよ。




2月17日(Tue)

 そんな なにも間違い探しじゃないんやからさ
 最悪 そのまだ上に極悪もござるときたもんだ
 見たよ この目でしかと見留めてしまった
 いつも眠そうな顔してるけどね 眠かったことなんて一度だってなかった

全ての細胞に入れ替わって頂きたい
世代交代ってやつさ
細胞膜に包まって
三分間で四十倍

 すべてはあの日 酔狂で名札を左右逆に付けたことから始まった

「おい、どうして俺の方に名札があるんだ?」
 「おい、どうして君の方に名札があるんだ?」
「こっちが右じゃないのか?」
 「こっちが左じゃないのか?」
「そっちが右なのか?」
 「そっちが左なのか?」
「ならば俺が左になろう」
 「ならば僕が右になろう」

かくして、僕の右心室と左心室は入れ替わってしまったわけなんだ
そんなわけで僕は未だに左右を間違える

 I realize that something important is missing for my life.
 She was right, I had to find something new.
 But...but I don't want to do things like that...
 I choose not to chose life.
 fuck you sir.



2月14日(Sat)

 例えば、女性は利用無料の出会い系サイトとか。単純に仕事の質とか。量とか。周りの態度とか。それぞれだし、どうにもならなかったりどうにでもなったりする。あるいはどうにもならないからこそどうにでもなる。今、机の上にコンドームの箱が置いてある。でも中身は画鋲。がびょーん。

 卒店式というものがある。就職、進学等で店舗を去る人を惜しむ寄り合いだ。なんとかっていうホテルでやるそうで、何故か正装着用義務。スーツとか持ってないです。学ランですか。ホテルで、周りみんなスーツとかブレザーで、一人学ランですか。不条理だ。出し物で、男子クルーはあややの「ねぇ〜?」を踊らされるそうです。不条理極まりない。まあもう振り付けだいたい覚えたんだけれども。とりあえず踊ってみて言えることは、あややは口パクでしかあり得ない、と。あんな内股でぴょんぴょん跳ねて声出せるか、って。バイト入ってないのに、ダンスの練習のためだけに呼び出されたりするようです。あーあと、当然の如くあややのコスプレだってさ。まあ、ここまでくると妙に納得できるんですが、何故に服を自分で調達せにゃならんのか。困った。しかも月曜はボーリング行くとか言ってたのに速攻で練習入っちゃうし。困った。セクシーとキュートなら、セクシーキュートを目指して欲しい。セクキュー。ひゃー。




2月11日(Wed)

「あぁ?気にしねー」
これよ、これ。極意。

来年にはネタになってる。
だろ?


 今日も今日とてバイトだったんですが、久々にきつかった。建国記念日とマクドとどう関係があるのか、やたら繁盛してました。昼ピーク中ずっと肉ばっか焼いてたんですよ。自動の両面肉焼き器みたいなんで、9枚同時に、30秒で焼けるんです。これが常に焼いてる状態でないと間に合わない。少なく考えても一分間で9枚は焼いている計算。つーかそれでも間に合わなくて、てりやき用の肉焼くところで無理やり焼いてみたりしたりして。で、やっとピークが過ぎ去って俺今日で肉何百枚くらい焼いたのかなーとかボーっと考えてたんですよ。まあ1分10枚とします。ピークが11時半くらいに始まって、引いたのが2時頃。この間、誇張でも何でも無く、常に肉焼いてました。同時進行でテリヤキ用の肉とかベーコンとか焼きながら。2時間半。つまり150分。150分×10枚=1500枚。って!4桁キター。何百枚とかいうレベルじゃねぇ。ヨッタマックとかメじゃねぇ。今日の漢字は「肉」で決定だと思う。オーストラリア産。

 そういや今日は吉野家のXデーだったそうですね。ちなみに僕の最後の吉牛はヨドバシ梅田から道路一本渡ったところでの大盛り。アイデン&ティティ見に行ったときですな。こんなことになるなんて。




2月9日(Mon)

 映画[ごめん][狂気の桜]。ごめんの、小学生に射精の演技させる試みがすげかった。子役の大阪弁は、素直で良い。「なんやよおわからへんけど、真面目な気持ちなんす!」。たぶん、あれ見たらショタになる。てゆかショタって単語を一年振りくらいに思い出した。

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 カフカの、変身って小説あるじゃないか。この身体になったときね、この話のことを思い出したんだよ、確か。でも、いざ書こうと思ったら小説の題名忘れちゃって、そんでお蔵入りしてたって寸法。で、カフカの「変身」。フランツ・カフカだっけ?あれの一文目が、「私はそのとき、私の身体が青虫になっていることを発見した」なんだよ。いや、大いにニュアンス違ってると思うけど、筋はこんな感じ。結構有名な出だしなんだよ実は。「私の身体は青虫になっていた」ではなく、「青虫になっていることを発見した」と記述したことがなんかどうのこうので評価されてるんだろうね。よくわかんないけど。とにかく、僕もそうだった。満月の光を浴びたサイヤ人みたいな変化なんてどこにも無くて、ただ、「―――ぅうーわ俺アライグマっ!」って感じでさ。何言ってんのかよくわかんないね。

 告白しよう。昨日死のうと思った。間違えちゃいけないのは、「自殺」じゃなくて「停止」ってことで。「死のう」っていうのは、大抵ネガティブな気持ちですよね。まあそりゃそうだ。でも昨日は違った。ネガティブでもなけりゃポジティブでもなかった。要するに思い付きなんだけどさ。「うっわ、今俺なんかで死んだら完璧なんちゃうん」とか思ったんすよ。全てが肯定されて終われる気がした。ネガティブハッピーだったんだ。でも残念なことに、チェーンソー男なんて現れなかったし、俺は死んでない。

 ずっとずっと、偶然を待ってる気がする。あるいは必然かも。まあ、どっちだっていいんだ。

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ダッシュだ。ジャンプだ。危ない、落とし穴!
逃げろ!ヤツが来る。誰もヤツには勝てやしない。
だから逃げるんだ。逃げよう。逃げ出せ。一直線に。

デパートの一階のアクセサリー売り場を、風のようにすり抜けろ!
パチンコ屋の前を全力ダッシュだ!薄暗い路地をも駆け抜けろ!
アイスバーンに足を取られて転んでも、だが、大丈夫。
起きて、もう一度走り出せ!逃げろ!逃げるんだ!

そして日は暮れ、今は夜。人気の無い公園で俺たちは一休み。
今、季節は冬だから、だから公園は寒いに決まってる。
吐く息はやっぱり白い。だけど、あれを見ろ!
錆びたジャングルジムが月光に蒼く照らされているぞ。

冷たいベンチに腰掛けて、深呼吸だ。
『すうっ』と息を吸って『はあっ』と吐こう。
月を見上げよう。
葉はとうに落ちてしまった木の枝の隙間から、月を見上げよう。
そしたら再び出発だ。間髪入れず走り出せ!
疲れたら歩け!そして走れ!歩いて、走れ!

しかし、それでもヤツは追ってくる。どこまでもどこまでも追ってくる。
どんなに逃げても追いつかれるぞ。結局いつかは追いつかれるぞ。
だけどな。そんなときこそ落ち着くべきだ。
慌てふためくのはみっともない。ゆっくり深呼吸。
深呼吸をして落ち着いたら、今度こそ。
今度こそ、俺たちは覚悟を決めればいい。
ヤツに、向かって、行けばいい。
負けるのはわかっている。必ず負ける。
だがしかし、しかしそれこそが、俺たちの目論見。
わかるか?
ヤツには勝てない。ともかく、それでも、方法は、ある。



2月2日(Mon)

 今月の背景はピグレットです。piglet。適当です。プーさんチョコは学び舎の友。

 最近はパソコンよりも本中心の生活のため、更新どころか立ち上げもしてませんでしたが。オフでも日記みたいなもの付けてるんだけど、それによると年明けから現在までの時点で7冊読んだようだ、全部ハードカバーで。何か学んでるでもなく、まあ単に暇なだけなんやけどね。年代の若い作品ばかり読んでる。去年は文学史を追って色褪せた文庫本ばかり読んでいた。やっぱりおいらには文学はわかんないね。結局は、サブカルチャー的なものが好きってだけなんだろう。夏目は、某カフカに影響受けて「坑夫」なら読んだ。良かったと思う。少なくとも「こころ」なんかよりは。こころは、やっぱりどうしても好きじゃないわ。「ラスト・サムライ」と「party7」って感じかな。たぶん、まともに読んだ小説っていうものが「こころ」とかそんなぐらいだったなら、僕もあの作品を好きだと言うだろうと思う。けど、そうじゃない。あの話の存在は危ないと思う。昨今の芥川賞ぐらい危ない。

 そう、芥川賞。まあ書籍類の売上に伸び悩んでるのは分かるけどさ、あれはないと思う。あんまりだろ、と。今に始まったことじゃないけどさ。どこからおかしくなってきたんだろうな。あの芥川賞受賞ニュースを見ながら、いつかのアカデミー賞を思い出した。あの、男優女優共に黒人が取ったやつ。例のアカデミー賞も、今回の芥川賞も、商業関係があるいは他の大きな力が糸引いて弾いて弄んでるのは誰が見たって明らかだろうに。でも、音楽が流れれば踊らなきゃ仕方がない。蛇にピアスがすばる文芸賞を取ったときにどれだけの注目があった?でも、音楽が流れれば踊る他仕方がない。

「ロックはもう死んだんだろ そりゃあロックの勝手だろ
 どうでもいいじゃないか そんなことはどうでも
 どうでもいいじゃないか そんなことはどうでも」
(THE HIGH-LOWS/スーパーソニックジェットボーイ)

 つまり、どうでもいい。あー内Pおもしれー。