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9月30日(Tue)

 ふあー眠い。愛染文庫!(挨拶)王様です。今日は学校がテスト明け休みだったんですよ。二度寝の後、10時頃目覚めると一通のメールが。「今から天王寺行こう」 まあそれで呼び出される僕も僕なんですけどね。行ってきました天王寺。制服で。制服で。だいたい制服って言うからダメなんだよ。シンジ君のコスプレだと思えばいいんだ。カヲル君でも可。

 天王寺→難波→天王寺とよく分からんルート通りながら歩き倒してました。なんか予告無しに初対面のアネサマ居るしさ。実際は僕の方が乱入(強制イベント)みたいな感じなんだけど。びびったー。途中までプールってスイムの方のプールだと思ってたしな。一目置いてるなんて言われたの初めてだ。まあ麗らかな午後でしたよ。話してる内容にずっと若干のエロスが漂ってたけど。愛染病院が全てを狂わせたんだ。愛染文庫に、紳士服の愛染。ええ、素晴らしい街ですよ愛染は。そんな感じ。愛に染まってるんだよ。ラブ イズ オール。オール イズ ノット ラブ。とかさ。そんな言葉も思い付くさ。ラブ イズ オーバーってなんだっけ?梶井基次郎読み漁ってみます。明日ぐらいに。僕は誰かと違って暇人なので。

 グループ名(?)考えるって言ってたんだけど、ちょっと今すぐには思いつきそうに無いですにゃ。こういうのってパソに向かうと出てこないもんなんだよ。さっきまでナイアガラのごとく駄々漏れだったのにな。しばらく思いついたの片っ端から携帯にメモっときますわ。溜まったらまた乗せるから。とりあえず今は[若人]と[少年]と[愛染]。アルコールが必要。俺の生活にアルコールと愛を。



9月29日(Mon)

 テスト最終日ー。やっとこさ解放されたわけですが。あ、そういえばマクドの面接が10月2日に決定した。五位堂駅前にしようと思ったんだけど、HPで調べてみるとPM20:00迄というフザケタ営業時間なので、高田まで行くことに。それにしてもやたらと緊張した。こういうのは慣れなんだろうけど、自信満々の小心者である拙者にはなかなかどうして重荷であったのでござる。そういえば時給も確認してないよー。まあどうせカラオケ屋で働ける年齢になったら辞めるつもりなんだけどな。

 ていうか、今書きながら思ったんだけど、学校行きながらカラオケ屋ってものすごくキツくね?ね?あー無理かもな。僕はマクドに骨を埋めることになるかもしれません。とりあえず受かったら裏側レポートしたいと思います。こういうのって、バイトで裏側見ちゃった店じゃ食えないって言うじゃん。マクド食えなくなるのってかなり痛いよねー。だからみんなにお裾分け。


 ちょっと前に2chの地雷で、女性のありとあらゆる叫び声が編集された実験音楽みたいなMP3を踏んじゃって、自分としても好奇心で聞いてみてたんだけど、30秒くらいで、ヤバイ!と思ったんだけどもう無理で結局最後まで聞いちゃって。ネタでここに乗せようにも、ちょっとシャレにならないんでURL乗せれない状況です。まあ知ってる人は知ってるだろーけどさ。どうしよっか。教えてって言われればそりゃ教えるだろーけど、僕としては他の人たちにこういった狂気に触れて欲しくないんだよね。どうせ作られた狂気なんだから本物とは比べ物にならないんだけど。まったく趣味の悪いもの作るよね。まあ一度こういうものに触れたことのある人間なら然程騒ぐものでもないと思う。情けない話かもしれないけど、僕はこれはマジすぎてネタにならないと判断したわけだね。実際、イヤホンで聞きながら肩を抱きしめずにはいられなかったし、これを暗い部屋で3日も聞かされ続けたなら狂う自信があるよ。自分の足とかレンガで砕いたりね。まあ、そういうタイプの精神崩壊。一度聞いちゃえばそうでもないんだけど。たまーに耳にしたくなって聞くんだけど、もう感動は何処にもない。耳障りなだけ。飽きられたら終わりだよね、何にしたって。



9月27日(Sat)

 なんか10日ほどブランクってたけど別にコレといった事があったわけでもないので変に勘繰らないように。ブランクは何も無い空白だからこそのブランクなんですよー。純粋なブランクなんて実際には存在しないんだろうけどさ。

0.000001はあるのに、0はない。
あ、0かな?って思ったらなんとマイナスに行ってやがった。
そんなのありか。でもまあ、いつだってそんなもんだろう?

 THEE MICHELLEGUN ELEPHANTが解散するみたいですね。まだしてないのか?判らないけど、ラストシングルを解散する日に出すって言ってたから。ファーストが「世界の終わり」でラストが「エレクトリック・サーカス」。かっこ良すぎるよチバさん。終わりを始めたバンドは終わらないよな。バーニング・モーターズ ゴー・ヘヴン。

 書くの忘れてたから、遅ればせながらJAM-Films。これ!と思える作品が二つあった。けん玉とJUSTICE。
 けん玉はなんと言っても篠原涼子と山崎まさよし。設定が長年の同棲で倦怠期を迎えたカップルなんだけど、もう絶賛としか言い様が無い。劇中ではそんな説明は一切無いんだけど、空気に乗って伝わってくる感じがとても好き。篠原涼子が無表情にばら肉から挽肉を自作するカットとか、山崎まさよしが「そうなんだよ玉葱だよー」と呟きながら篠原涼子と転がるシーンとか。見た直後は山崎まさよしのヘタウマ演技を絶賛してたんだけど、今はよく考えたらあの二人と監督の相性がものすごく良かった結果なんだろうと思う。翌日、学校で「おいまさよしー」とかチャチャ(チャチャ?)入れられて、別方向から「お前は山崎まさよしか!」という謎なツッコミを入れられニヤリ、みたいな。山崎まさよしは元々、その本人って言うよりも本人から半径1.5メートルに漂う空気が好きなので一目置いてる。名前同じっていうのは、問答無用の親近感を生むんですよ。そりゃもう不公平なまでに。
 JUSTICEはブルマ。誰がなんと言おうがブルマ。それに尽きる。でもそれだけじゃない。俺もピースして「ジャスティス!」って言いたい。これはなんていうか、脊髄から好きなんで多くを語れないです。見てたらニヤケて来る感じ。トレインス・ポッティングとかこんな感じやね。テーマは大きく違うけど。最後のシーンがちょっとなー。
 どんに向けて結論言うと、見たほうがいいと思うよー。喩え面白くなくても、損したとは思わないし。自分の好きな監督見つけるっていうのは、意外と難しいもんだし。俺も映画とか監督基準では見てないしなぁ。ていうかそもそも俺はミニシアターとかショートムービーが大好きなんですよ。反体制派なの。

 監督といえば原さんが辞任表明しちゃいましたな。と、書いてみたものの何も言えることは無く。今はキャッチャー・イン・ザ・ライを読んでる。



9月17日(Wed)

 バンプはCD音源よりも某共有ソフトで拾う何処から漏れたのやらワケのわからん曲の方が名曲なような気がする。これとか。あと、シングルのカップリングとかさ。ラフメイカー。バイバイサンキュー。ドッキング。おもち。etc.


世間はテスト前だぜポキール なのにお前はどうしたっていうんだいポキール 
その自慢の左足とか その自慢の強肩とかさ あと、あれとか あれ (あれ!)
ポキール泥酔夢の中 煙草を吸ったら胸の中
なあ どうしたっていうんだよポキール お前らしくもない
手と足が一緒に出てるぜ
(セリフ)「空を見てみろよ、金色の夕焼けだ。世界が終わっちまうその前に、さあ!」
綺麗なモノなら見たいけど あんまりそんなに欲しくねぇ
ポキール仏語で何て意味 ポキール露語で何て意味



9月16日(Tue)

 ピンポンなんだけど、ちょっと期待しすぎた。原作がすごい良いからやっぱ比べちゃうよ。正直ちょっと物足りない不完全燃焼な感じ。海王のキャプテン役だった中村獅童って人が結構昔から好き。確か鮫肌に出てたんじゃないかなぁ。元歌舞伎役者だったと思う。卓球部のキャプテンが第一ロボコン部のキャプテンだった。笑えた。窪塚くんって見る度に影響される。GOの時はドロップキック、ピンポンはアイキャンフライ。なんかすっごいLaundry見たい。話そのものはあんまり好きな感じじゃないんだろうけどさ。見たい。



9月16日(Tue)

153 :わんにゃん@名無しさん :03/09/12 14:15 ID:Gv6QGaJ6

昨日彼女の家の犬が死んだ。
彼女の家は昔、彼女の兄貴が高校生という若さで自殺してから、
両親も彼女もうつ病になってひどい状態だったらしい。
そんなときに引き取ってきた犬だったそうだ。
ところがペットセラピーっていうのかな、
犬と接しているうちにみんなだんだんよくなっていって、また家族で笑い会えるようになったって。
彼女も両親も犬のおかげだって、それはそれは犬を可愛がってたよ。
家族旅行へ行くにも連れてってやってさ、ほんとに家族みたいだった。
彼女なんて犬の散歩の時間になると、デートの途中でも家に帰ってたよ。
何の変哲もない雑種だったのに
「あの子はうちにとっては特別な子なの」っていつも言ってた。
その犬がもういい年だったからさ、最近は弱ってたんだ。
病院に連れてってももう駄目だって言われたから連れて帰ってきたらしい。
うちで最後を迎えさせてやるんだって。



154 :続き :03/09/12 14:24 ID:Gv6QGaJ6

それでとうとう昨日の朝から呼吸が途切れがちになったらしくて、
彼女は仕事を休んでずっと犬につきっきりだった。
俺は犬なんて別に好きじゃないし、どうでもよかったけど、彼女が心配だったから仕事が終わってから寄ったんだ。
もう暗くなってたけど、月が明るかった。
彼女は庭の、犬小屋のそばの金柑の木の下で、毛布を敷いて座って犬を抱いてた。
そこは、木陰で涼しくて犬がいつも寝てたお気に入りの場所だった。
もう動けなくなってて、彼女がスプーンで水を飲ませてやろうとしても飲めなかった。
そうしているうちにだんだん上下してた腹が動かなくなってきた。
彼女はぼろぼろ涙を流しながら犬を撫でてたよ。
彼女の両親も涙目になってそばに立ってた。
それでついに呼吸が止まった。腹も動かなくなった。



155 :続き :03/09/12 14:36 ID:Gv6QGaJ6

そしたら彼女がすんげえ泣いたの。
もう泣くって言うか、悲鳴みたいなのあげながら嗚咽するの。
二十歳超えた大人とは思えない泣き方だった。
俺と別れ話になって泣いたときとは全然違ってたから、
すげえびっくりしてしばらく呆然としたんだけどさ、犬ごと彼女を抱きしめてやった。
それでも彼女は泣き止まなくてさ、庭先であんまりわあわあ大声で泣いてるから、
隣の家の人が出てきたり、自転車の高校生が立ち止まったりしてた。
それでも誰も、何あれーとか言わねえんだよな。
みんな状況を見たら、黙って手を合わせて行くんだよ。
乳母車引いたばあさんなんか、わざわざ庭まで入ってきて、彼女に
「こんな明るいお月さんの下で死ねたんやでな、迷わんときれいなとこに行けたに。」
とか言って慰めてんの。
俺は何が月だ、関係ねーだろ、とか思いながらも、気づいたら俺も泣いてんの。
俺が来るたびほえまくってたあの馬鹿犬なんかちっとも好きじゃなかったのに、
犬を埋めるために金柑の下に穴を掘ってやってんの。



157 :続き :03/09/12 14:40 ID:Gv6QGaJ6

俺は動物飼ったことなかった。
だから犬の扱い方も知らなかった。撫でてやることすらしなかった。
初めて撫でてやったのは、もうほえなくなった硬い体だった。
でも毛はまだふかふかしてた。
彼女が将来俺と結婚してから、犬が飼いたいって言い出したら飼ってもいいなと思ったよ。
でも俺は絶対、彼女より後に死のうと思った。