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3月15日(Sat)

最近毒吐いてない。つーか、すげえ語ってねえ?オレ。
決して良い状況とは言い難い。

今日は、毒。

東京の空の色とこちらの空の色は違いますか?
いや、東京ちゃうか。どこや。忘れたな。どこや。

洋楽ばっか聴いてた時期が、やっぱり在った。
まあ誰にでもそういう時期はあるんだろうけど。
そりゃ「あーいしてーるぅー♪」とか歌うより、一言「I Love You」の方が良く聞こえるってもんで。
日本語は痛い。
やっぱり母国語って云うのは、どうしようもなくストレートに脳に来る。
意味に置き換えるっていうワンクッションが無い。
目の見えない人に赤がどんな色か説明する事はできないし、甘いというのがどんな味なのか説明することもできないのと同じように。
そこからブルハを心に刺して邦楽に帰ってきた。だから、偏ってるのはもう、仕方がない。
今、グミチョコを読んでもあんまり面白くない。
あの時期だったからなんだろう。MDからは大槻ケンヂのソロアルバム。
あんなにクサイ歌詞は、そうない。でもクサクは聞こえなかった。痛かったけど。
「できるなら君の子供産んでみたい」って叫ぶ歌声は、どうしようもなく本気で、それが伝わってきて、ああもう!ってなった。


だめ、書けへんわ。まとまらへん。終了ーぅ。




3月14日(Fri)

 人間にも、犬みたいなシッポがあれば良いと思う。嬉しいと左右に振れるの。そのくらいの分かりやすさっつーか、バロメーターっつーか、あってもいいと思う。もちろん、握ったら力抜けるのな。すげえ良い世界だ。シッポ。好きなやつがシッポ振ってたら、やっぱ嬉しい。そんでオレもシッポ振るの。もう、引き千切れんばかりに。あぁ?遠心力?かかってこいやー。みたいな感じで。誰かそれ見てシッポ振ってくれへんかなあ、とか、酒飲みながらそういうセリフも言える。いや、言えないか。でもあった方がいいよシッポは。そりゃいろんな問題出てくるけどさ。でも、なんだかんだ言いながら、今よりは生き易くなると思う。オレは思う。

 犬は、自分の意志でシッポを振れるらしい。嬉しがってるフリができるってことだ。誰がどうやって調べたのか大いに謎だけど。まあ、それはオッケー。嬉しがってるフリなら、大いにやっちゃってくれ。なんで悲しいフリをするのか。何の話だっけな。なんかの小説。ライトノベル。なんだっけなー。「どうしてお前たちはそんなに悲しくなりたがるんだ?」とか、微妙なニュアンスが違うだろうけど、そんなセリフがあってさ。ああ、そうだなあ、って。オレもやっぱりそうなんよ。どうしようもないときもあるけどさ。理由はわからんけど。なんでですか?

 子供のころ、ってオレが言うのも変なんだけど、まあいいか、17歳だし。17歳にしてやるぜ!黙れジョナサン。で、子供のころ、小学生低学年くらいのときは、うれしいときに笑って、悲しいときに泣いた。まっさらだったから。まっさらな自分だったから。いつからだったろう。うれしいときに下向いて、悲しいときに笑うようになったのは。

 ヒトの体抱くのは、気持ちがいいよ。すげぇ気持ちいい。いや、違うな。満たされるっつーか、充たされるっつーか。まあ、ガソリンですな。超高燃費の。スタミナか。いや、やっぱガソリンやな。手の冷たい人は、心が暖かいという。オレは、手が暖かくて心も暖かい奴になりたいです。全部暖かい奴に。カイロ代わりに持ち歩くぐらいの勢いで。一家に一体、必需品。すげぇエロティックなキャッチコピー付けて、全国的に売り出していただきたい。




3月13日(Thu)

ダンサーインザダークとシューティングフィッシュとノッキングオンへヴンズドアを見た。


 天国ではみんなが、海の話をするんだぜ。




3月11日(Tue)

 日帰りスキー旅行(雪男祭り)から帰還。すっげえ。ていうか雪すっげえ。雪って触ると冷たいんだよ。あと、喰うとマズイの。水道水みたいな味して。オレ的には「パウダースノー」より「粉雪」。あとね、あとね、スキーってすげえ滑るの。速い速い。軽く死にかけるなあ。あと、雪当ると痛いの。オレ何言ってんの。

 ともあれ、すっごい良い疲れ方をしましたわ。忘れぬうちに旅行内容をメモメモ。

12:30岩っちゃんと野郎二人、近鉄で難波へ出発。とりあえずゲーセンへ。連れ、パンチングマシン250kg。あんた鬼ですか。バーサクかかってますか。日曜のミナミを野郎二人ブラブラ。野郎二人、ロフトへ。上から順にブラブラ。ここまで来て時間が余りまくってることに気付く(集合予定時間18:30)。スタバ侵入。ビッグカメラで謎のイヤホンネックバンド(\1980)購入。後悔。天王寺到着。天王寺公園前で浮浪者観察。集合。カレー喰う。辛い。カラオケ行く。熱い。新大阪へ移動。夜行バスに乗り込むも、この時点でボロボロ。でも眠れねえ。スクリュードライバーとモスコミュールで祝杯。あたりめによって一瞬にしてイカ臭くなるバス内部密室。1時間ごとに起きながら無理に寝る。ゲレンデ着。レンタル面倒。滑る、こける、滑る、こける、転がる。牛丼。滑る、こける、滑る、転がる。早目に切り上げて民宿(AU圏外)へ。帰る。携帯電池切れる。チキンバー美味。〜自宅。

 と、ハードだった。カラオケが無ければまだマシだったかもなぅ。キーボードまで腕上げるのがだるいので、このままたいしたオチもないまま。




3月8日(Sat)

 履歴書を破った。書き間違えて、破った。2枚破った。ミスプリのレポート破った時よりちょっとだけ気持ち良かった。でもあれ、4枚で100円って高けえよ。ただの紙じゃん。てわけで、今、ほか弁のバイトに電話すべく履歴書作成に奔走してるわけなんですが。これで電話でもう締め切りましたとか言われたらショックだよなあ。まあ次の面接に流用するけど。苦手苦手。ていうかオレ、緊張しぃなんよ。あかんねんこういうの。あーめんどくせえ。気さくなおっちゃんに二つ返事で「よっしゃ採用!」とか言われねえかなあ。料理全く出来ない奴の、ほか弁への挑戦デスヨ。

 で、先まで履歴書に書く文探してインターネットの波を泳ぎ狂ってたわけなんですが。あーもうすげえめんどくさいの。「賞罰なし」とか「学歴の欄の小中学校は卒業の年月だけ記入しよう」とか。そもそもオレ、無趣味だしさ。「特技:引き篭もり」とか書くべか?うっひゃっひゃっひゃ。どうせバイトなんだから履歴書なんか重視しないだろうけどちゃんと書きたいやん。あのB5の紙にオレの17年が詰まるわけやぞ?!なんか無茶苦茶やん。こんな紙じゃなくてオレを見ろ!みたいな。いや、オレの中身とかまで見抜かれたら確実に採用されないこと山の如しなんだけど。料理できねえし。こう、ペルソナ、ペルソナで。息苦しくても仮面をつけて生きるよ。空気が合わねえから、外したら窒息するの。

 やっとそれらしくなってきました。今日の昼からはとりあえずほか弁に電話。怖気づかない限りは。いや、無いとも言えんぞ。で、明日は昼から大阪出て、そのまま夜行バスでスキーです。同じ教室で学んだ友とスキーです。ある意味、男祭りです。雪祭り?雪男?雪男祭りか。で、満身創痍で帰ってきて。ほか弁受かってたら、そこから弁当漬け。受かってなかったらまたバイト探し。これぞ春休み。嗚呼我が春休み。




3月7日(Fri)

 見たい、見たいと思ってたら猫を見た。「うわ、すげえ、生きてる猫だ、おぉ、見たいと思えばなんとかなるもんだな」なんて思って。でも、全部夢だった。あんな夢らしい、夢としての夢は久しぶりだ。


 夢っていう言葉には、数種類の意味がある。夢に限らないけど。その個人個人の数だけ意味があるって言ってもいいぐらいに。だって人によって言葉の単位が違うんやから。つまり、まあ昨日のチャットの話になるんだけど、「話してるだけじゃなくて叶えなよ!夢は叶えないとだめだって!」って。たぶんあいつは、オレに言ったんじゃなく、自分に言い聞かせてたんだと思う。あいつの言葉はそういう単位をしてるんだろう。オレの夢が、現実的に見えて実はもう世界がひっくり返ったって叶わないような、叶わないから意味があるような夢だなんてことはあいつには関係ないんだろう。そりゃそうか。アレはオレのモンだ。ただ、夢って云う以外に上手いこと当てはまる語彙を知らないから、便宜的に夢って呼んでるだけで、こういう種類の事は人に話しちゃいけないのかもしれない。あいつらはなんでそうやって全部を全部、前向きに、良い方向に、自分の思うままに進めたがるんだろう。導電体中の電子みたいだな。そういう世の中、とか言っちゃえばそれまでなわけで。でもその一言で全てを表せるわけで。どうも、ギャップに耐えられない。ミリオンセラーの音楽にしろ、ベストセラーの本にしろ。どうも温度差に耐えられなくなってる。ヒビ割れそう。もう、嘘偽りはいいっすよ。オレそんな嘘ついてまで励まされたくないもん。オレそこまで弱くないよ。つうかな、嘘なら自分で自分にいくらでもつけれんだよ。なんとなくわかるやん、こう、歌でも本でもさあ、作ってる本人が、作ってる最中に、「こういうこと言ってるけど、本当は無理なんだよなあ」とか思ってるの、すごい頭に浮かぶんだよ。愛だの人生だの虚無だの言ってる、アレ。いや、本気で言ってる奴はまあ、それはそれで置いといて。そんで、聴く側、読む側も、「ああ、やっぱりこの人はいつもいいこと言うなあ。本当はこんなの無理だけど」とか、そういう風に思ってるのが、すげえ浮かぶ。でも、それ思いながらもその本やCDが売れつづけて、そういうものの価値が模範的なものとして定着していって。そういうのが不気味でしかたがない。タスケテー




3月6日(Thu)

 幸せはいっつも手の届くところにあったんだよなあ。自分の腕をピンと真正面に伸ばして、クルリと一回転してごらん。周りに円が出来るだろう。これがオレの世界だ。この中に居ればそりゃあ安定してるし、楽だし。でも、なんにもなかったよ。オレの円の中にはなんにもなかった。それ気付いたときは凹んだなあ。凹んだ。それから、立ち直って、ないなら自分で生み出しゃいいじゃねえか、って前向きに考えてみたりしたけど、なんとか産み出そうとしたけど、駄目だったよ。オレ、男だもん。雄だもん。どこから産みゃいいのよ。肛門?まじかよ。チンコ生えてんもんオレ。けど幸せの切れ端ってやつはすぐそこにあったんだよな。オレの円に、外から接する形で。世の中上手くできてるよ、ほんと。死ぬか死なないかのギリギリのところで生かされてる、って感じですか。浮かれたよー。フワフワ生きた。たぶん空気より軽かったんじゃねえかなあ。服着てねえと飛んできそうだったもん。そのくらい浮かれてた。でもな、まだ駄目。まだまだこんなもんじゃねえだろ。オレはまだ掴めてねえんだよ。円の外に手を伸ばして、手の甲でそれに触れて。ビクビクしながらさ。こう、物音とかしたらすげぇ速さで腕引っ込めるの(笑) あからさまにビクッってしてさ。ほんとはなんにもウシロメタイもんなんかねえはずなのにな。もうオレ、どうなってもいいって思えてたはずなのに、いつの間にか苦労して捨てたもんまでリサイクルされてて。ほんまはさあ、やっぱ、こう、感じたいやんか。幸せ自分の円に取り込むことできねえんなら、こっちからガバァって行くしかないやん。押し倒せ、ぐらいの心意気で。まあそんなん出来ればの話やけど。オレは、つまんねえ自分の哲学や、意味もねえプライドや、見当違いの羞恥心に邪魔されて、まだ掴んだりできてないの。手の甲で触れるだけ。痴漢みたいやな。さっさとバイト見つけたいの。恋してねえと気ぃ狂いそうだよ。まったく。テメエのは羨ましい悩みだなあ、おい。




3月5日(Wed)



14才(THE HIGH-LOWS)
作詞作曲/甲本ヒロト

故人に成されている解釈だと、
これはヒロトがジョナサンリッチマンの曲を初めて聴いたときの歌です。
ヒロトは彼のレコードのジャケットを初めて見た時の衝撃を
「一発目の弾丸は眼球に命中 頭蓋骨を飛びこえて 僕の胸に」と歌っている。
ヒロトはそのレコードを初めて聴いた時の衝撃を
「二発目は鼓膜を突き破り やはり僕の胸に」と歌っている。
あくまでも他人の解釈だけど、抜群なセンスだ。


ヒロトがそんな衝撃を受けたのが14才だったんだろう。
そしてヒロトはこうも歌っている。

あの日の僕のレコードプレイヤーは
少しだけ威張ってこう言ったんだ
いつでもどんなときでもスイッチを入れろよ
そんときは必ずオマエ14才にしてやるぜ


そうだ、ヒロトがそのレコードをまたかければそれは14才なんだ。


あくまで他人の解釈。本当の事は本人しか知らない。
俺にとっての弾丸はあなただったんですよ。
俺に弾丸が命中したのは『15才』なんですよ。






3月3日(Mon)


 登校中に、歩道で猫が死んでいました。中くらいの大きさの、三毛猫でした。この辺りに野良猫はほとんどいないので、たぶん飼い猫だったのでしょう。車に轢かれた様子もなく、前足を投げ出して横を向き、まるで眠っているかのようでした。しかしその猫は、確実に、漠然と、死んでいました。道で寝転んでいる猫と死んで倒れている猫との間には、説明することは出来ませんが、大きな違いがあるのです。説明は出来ませんが、確かに。その日、期末テストだった僕は、何も見てないと自分に言い聞かせ、ペダルに力を込めました。
 帰り道、まだ昼過ぎだというのに、雨に降られた住宅街は濡れたコンクリートの暗い灰色ばかりが目に付きました。電車に傘を忘れた僕は、フードを被り、雨でコートの色を変えながら、ペダルを漕いでいました。猫の死体は、朝と同じ場所で、同じ様子で、雨を浴びていました。水滴に濡れた眼鏡とフードによって自転車を漕げる極限のレベルまで狭められた僕の視界は、それでも猫の死体を視界の端にしっかりと捕らえました。そのとき僕は、何故空から水が落ちてくるんだなどと理不尽な事に腹を立てていました。その猫の死体を見た瞬間、この雨が、この一匹の猫の死を悼むために天から嘆き降り注いでるような感覚に陥りました。まあ、錯覚でしょう。雨は一匹の猫の死のために降り注いだりしません。雨は、ただ降っているだけです。それでも、なんだか雨に好感が持てました。己の身体を濡らし続ける雨にまた理不尽に腹を立て始めるまで、30秒も要しませんでしたが。


 生きている猫が見たいんです。それすらも許されないようです。俺は猫の神様に嫌われているのかもしれない。




3月3日(Mon)



 雨嫌い。死ね。


 ほんと、最近だめだ。イライラする。イライライライライライライライライライラ。だめだめだめだめだめだめだめだめ。単なるカルシウム不足とかならまだマシかもしれないにしろ、これはちょっとおかしいと思う。A型の神経症と魚座の繊細さが16年分一気に溢れ出したような感じ。占い信じてないけど。“オレはこんなに雨が嫌いだったか?”なんなんだか。わけわかんね。オレの少ない語彙では説明できそうにありません。たぶん、この状態は広辞苑にも載ってない。


 誰かの話を聞いてるときに、なんか引っ掛かる言葉ってある。「あ、今の良い言葉だ」とか「なんでそういうこと言うかなあ」とか、そういうことじゃなくて。なんて言うのかなあ、引っ掛かる。たぶん、オレ独特の、個人個人が持つセンスで引っ掛かるの。喩えて言うなら、テニスをやっていてインパクトの瞬間にラケットのグリップとガットの間のトコにボールがスポッてはまる、あれに似た感じ。更に言うなら、バトミントンでスマッシュ打ったらネットの網目のとこにシャトルの先っぽが見事にはまったみたいな、あんな感じ。わかります?最近のなら、某ペーやんが言った「ああ、それ、jazz」。この言葉はオレとジョルジュの間に大規模なムーブメントを巻き起こしました。あとは、国語のプリントに出てきた「なにも知らない奥さん」。わかるかなあ、この感覚。こう、耳にして、目にしたときに、頭のコメカミ辺りにクッと質量を持たない言葉の塊がのしかかるような感覚。こういうことって、前々から結構あったんですよ。あんまり意識してなかったけど。でも、これは確実にオレの中のナニカの基準で引っ掛かってるわけで。それを知りたかった。自分の感覚の基準を知りたい。だから、次から引っ掛かった言葉があったらどんどんメモっていこうと思いました。そのときに便利だから、あのTOPのあれとか作ってみたわけ。引っ掛かった「そのとき」でないと駄目なんですよ。あんなの結局は意味の無い言葉だから、三歩で忘れる。

 そういや、オレが図書館で「なんにも知らない奥さん・・・・・・なんにも/知らない/奥さん・・・・・・なんにも」とかブツクサ連呼してたら、ジョルジュが「なんかまーもーが言うと面白い」とか言ってた。オレがゆっくり単語ごとに切って喋るとなんか裏の意味が隠されてるみたいに感じるらしい。非常に興味深い。どんどん使っていこうと思う。未だに他人から面白いと言われるのは嬉しい。オレが何かやって人が笑うと、とても嬉しい。芸人根性?

 このごろは、「面白い」より「興味深い」とか「趣深い」に魅力を感じる。つまりはinteresting. スペルあってる?古文で言うところの『おかし』だったっけ?犯し。なんか趣が欲しい。趣のある人間って、なんかええやん。なんか。言葉の響きが。




3月2日(Sun)



「変人」と「奇人」はどっちが上?
みんな変人で奇人だろ。少なくともオレの知り合いは。


 『か弱き子羊』なんて喩えやめてほしい。オレはか弱いだろうが羊じゃねえよ。せめて強い羊とかさ。強い羊と弱い狼が戦ったらどっちが勝つんだろうな。まあ、とにかく、オレは羊じゃねえし狼でもねえし。次からはせめて『高木ブー』とかにしてくれ。高木ブーなら、まだ今のオレに近い。あるいは、オレはもしかしたら高木ブーなのかもしれない。王様@高木ブー。それなりに映えるから困る。ウクレレ弾けない高木ブー。だめすぎやな。でも、たぶんオレ高木ブーじゃねえし。陳腐なセリフになるけどオレはオレでしか在り得ないんだろう。

 「〜みたいになりたい」とか、あんまり思わない。つか、自分以外になりたくない。だろ。朝起きて、自分がいきなりダンディー坂野になってたら、そりゃあもう焦る。すっごい焦ると思う。とりあえず「ゲッツ!」とかやってみて、そんでまた焦る。ダンディーの顔で焦る。喩えが悪いのか。浅野忠信になってても焦るだろうし、ましてや広末になってたらすごい混乱っぷりだろう。とりあえず脱ぐ。今の自分ってのは、それなりに気に入ってる。それなりに。それなりに。だから、別人になろうとは思わない。ただ、オレがオレのままで変わろうと、そういう話。もしもなんかの啓発で人格変貌して「うわ、まーもーじゃないみたい!」とか言われても、それはオレなんですよ。やっぱり。ダンディーでも広末でもない。ゲッツ!つまり、どれだけ自分が変われるかっていう。「別に変わらなくてもいいやん」とか言う人は多い。これも陳腐な話だなァおい。テメエが思ってること誰が否定できるんだっつー。ゲッツ!そういう話。ゲッツ!




私信

>どん
了解しました。
早急な対処を目指したいと思います。
今後ともフシダラモノですがよろしく願い申す。




3月1日(Sat)



3月と6月に挟まれたのが春じゃない。


風邪、ほぼ完治。あと鼻水だけ。だいじょうぶ。あー


1年くらい前、この日記の題名は「愚痴日誌」でした。オレは愚痴っぽい日記を並べました。愚痴グチグチグチ。焼きたてのビスケットみたいな、あるいはカントリーマアムみたいな愚痴でした。トートバッグに入れて文庫本気分で持ち歩ける。今はもうあんまり愚痴りません。というか、オレの愚痴を聞かせたくありません。くだらなすぎて。オレの愚痴はオレで解決しようとしてきました。粉雪みたいに溶ける愚痴。ダイオキシンみたいに草を枯らす愚痴。綺麗に折り畳んで、たまに鶴とか折りながら、奥のほうに積んでいきました。カラオケでカサを減らして、考えすぎでまた膨張させたりして。ええ、それなりに楽しいですよ。ってそんなわけあるかボケ。


つまりね、あんたはパソコンが無くてインターネットが無くてホームページが無くて、それでも、それを言ったのか?ってことなんだよ。オレたぶん無理。パソコン無かったら、何も書かない。考えはするけど、それをどっかに保存しようなんて馬鹿なことは思わないだろうなァ。だから、掲示板でも一緒なわけで。もしこういう場も機会も無くてもあんたはそれを言ったのか?って話。たぶん、違う。着眼点もベクトルも、不純な動機のそれすらも。わけわかんねー。って言っても誰も彼も何も此れもアレも其れも君ははれときどきぶたのオレはあああああああもうなにもしたくはないしどうにも身体が重たすぎてなんだこれなんだこれなんだこれちくしょうもうさあこれでいいのだとか言うのも厳しくなってきたよだって全然なんにもまったくいくないんだもんよおちくしょう誰かの力不足なんやったらオレも何とかしようとできるのに自分のことは無理っつーか無視っつーかもういいよもういい戦争でもなんでもやってくれよ全部壊しちゃえばいいよ何も残すな誰も残すな○月○日で地球はおしまいですとかそういう声明でも発表してくれりゃちょっとは生き易くも逝き易くもなるのにそしたらその日に向かって走れるのに女も犯すし言いたいこと言うしいや人は殺さねえけどさでもわかんないけどまあそんなことよりっていうかもうあれだあれだあれくだらないことが多すぎてオイラもほとほともういい加減嫌んなっちゃったよとかそんなことも言ったけど本当は何一つ変わってなくてむしろストップしててやりたいことやってんのになんでこんなにツラいのかっていうああああもういいってもう朝の7時に何やってんだテメエ新しい朝が来た希望の朝だって希望希望希望ちくしょうこんな幸福論なんも幸福じゃねえしよむかつくなあおいおいおいおいカラオケ行こうカラオケもうああああああもう知るかボケでも無理オレは知るだろうし知ろうとするだろうし見るし聞くし話すしそんで後悔するしピントずれたヒントでも無いよかマシだろおいずっと引き摺ってやるさもうどうせあれだろあれまた一週間も経てば忘れてんだろう最近物忘れ激しいもんなすぐに忘れるだろそうだな学校行こう学校酒飲んで学校行こう酒飲みながら図書館で化学の表覚えようぜいいよいいよいいよオレもうこれでいいいやこれがいいこれが一番なんだろオレが一番だろ何も変わる必要もねえよな俺達最高なんだからうっしゃもうだいじょうぶもうオッケー回路焼き切ったからもうだいじょうぶああもう全然咳出るじゃん風邪やっぱ治ってねえじゃんだめだなあでもだいじょうぶもう平気さだってそうだろうオレが悩んだって今日もドナルドダックはがなり続けるしティガーは跳ね続ける無意味なことに意味を付けりゃいい自分だけの意味をそこにくっつけてやれなあ。こうさあ、たまに聞くやん。ありがとう愚痴ったら楽になったとかそういうタイプの言葉。あれは本気なのか?愚痴って楽になる。オレには未だに理解できない領域の出来事です。あるいは、オレの愚痴が毎回毎回、愚痴って楽になるタイプの愚痴じゃないからなのか。ていうかオレの愚痴って愚痴ですらないのな。なるほど。そういうことか。