| www.diary | index. | log |

11月30日(土) たまには散文でも
夢を見た。
献血のときの夢だった。
あの、気絶したときの。

俺は検査をクリアして、
献血カーの中へ入った。
すぐに看護婦に呼ばれて
寝台に寝かされ
2,3言葉を交わして
ストローみたいな針をブッ刺された。
思ったより痛くなかった。
あのフトモモ膝蹴りの方がよっぽど痛いと思った。
寝転んだまま、頭上を―――つまり、他の寝台を見た。
ヒロポンがこっち見て、「にへら」と笑った。
俺も「にへら」と返した。
看護婦に渡された献血の説明用紙を見てると、
すごく眠たくなった。
寝てもいいか、と思った。
思った瞬間、俺の意識は、ぐんっと背中を引っ張られるような感覚を残して消えた。

次の瞬間、
俺は斜め上から寝台を眺めていた。
寝台では俺が寝てる。
看護婦が気付き、俺に声をかける。
しかし俺は反応しない。
(当たり前だ、俺はここにいるんだからな)と、自嘲的に笑った。
針が抜かれる。
(おい、大丈夫かよ今の。空気入ってねえよな?)と余計な心配までした。
さらに俺の体に触れて少し揺さぶるが、やはり俺は反応しない。
もう一人の看護婦が、規定量に溜まったパックを見てヒロポンの針を抜く。
「チクッとしますよー」という声もなんだか間抜けで笑えた。
ヒロポンが俺の寝台の横に立つ。
看護婦が言った。「前にもこんなことはあったんですか?」
(あるわけねえだろうが)
ヒロポンが俺の手を握って、俺の名前を呼んだ。
なんだか三流ドラマみたいで、これも笑えた。
ああ、そうか。こりゃあ幽体離脱か、もう死んだか、そんなとこだな。
ふざけてやがる。こりゃ笑えるな。
死に装束が、胸に「斬」かよ。まったく、いい笑い話だ。

と、そのとき、俺の目が少し開いた。
看護婦が「小林さーん」と話し掛けてる。ヒロポンはまだ手を握ってる。
「おはよう」と寝台の俺が言った。「寒い」
こりゃ本格的に三流ドラマだ。しかもラブコメっぽい。まいった。
しばらく休んで、寝台の俺は献血カーから降りようとしていた。
そして、俺は気付いた。
俺はここに居る。
なんで俺の身体があそこで動いてんだ?
なんで俺の身体があそこで喋ってんだ?
あれは―――誰だ?
「歩けそう?大丈夫?」看護婦が言った。
「あー・・・多分いけます」寝台の俺が靴を履きながら言った。
何言ってるんだ?何で勝手に喋ってるんだ?
立ち上がった俺はヒロポンに何か言った。
なあ、今、なんて言ったんだよ。なあ。
俺は今、よろけながら献血カーを降りようとしている。
どこ行くんだよ。おい!おまえ誰だよ!誰だよ。
見ると、二人の看護婦も俺を見ながら何か話してる。
よく、聞こえない。看護婦の話も、他の音も。
なんだよこれ、なんなんだよ!わけわかんねーよ!
もう視界も狭く、滲んでいてほとんど見えない。
俺は叫んでいた。
なんなんだよ、あれ誰だよ、俺の身体に入ってんの誰だよ、
献血カーの窓から、外の様子が見える。
滲んだ視界でもよく分かる。俺が、みんなに囲まれ椅子に座っている。
なあ、なんだよ、なんだよこれ、
もう何も見えない。
なあ、おい、わけわかんねーよ、ちきしょう
そして、
俺の意識は




11月29日(金)
スタミナ太郎の話題が出たので、
ついでに書き収めしとこう。



バイトを始めて1ヶ月くらい経ったある日、副店長に「あとエビイカとイクラ2枚ずつやったら○○さんにゴミ捨て教えて今日は上がりなー」と言われた。
○○さんというのは、どうやら新人のことらしい。
サラダ場で「○○さんいますかー?」と声をかけて出てきたのは、おそらく俺の親父よりも年上であろう、まあ、世で言う『おっさん』だった。
俺は、俺の親父よりも年上のおっさんにゴミ捨てを教えた。
生ゴミはこっち。
缶はここ。
ダンボールは潰してここ。
ダンボール入れるときは隣りの扉から投げ入れた方がやりやすい。
ゴミ袋はここ。上がりのときは最後にゴミ出すこと。
おっさんは、まず最初に「小林さん、よろしくお願いします」と、俺に頭を下げた。
そして、終始俺に敬語を使い、ここはこうです、と教えるたびに「はい」と返事した。
俺はさすがに居心地の悪さを感じ、おっさんに「敬語じゃなくていいですよ」と言った。
なにしろ、俺とおっさんは少なく見ても30は離れているのだ。
しかし、おっさんは「いや、一応教えて貰ってる立場ですから」と、やはり敬語で返した。
俺は、親より年上の人に敬語を使われるという不自然さを、すごく悲しく思った。
理由は分からないけど、なんだかものすごく、ほんとに、悲しかった。



スタミナ太郎は、関東ではメジャーらしい。関西の「すかいらーく」みたいなもんだ。
だからなのか知らないが、人の入れ替わりが激しい。というか、ヤバイ。
求人を出した次の週には20人ほど採用が決定するが、その次の週に残ってるのは5人ほどだと店長が言ってた。
実際、名前も知らないような人がゴロゴロいた。そして、名前を知る間もなく辞めていった。



俺が、ホールで仕事もなくて話し相手もいなくて暇してるときに「暇やねー」と話を振ってくれた人がいた。
バイト仲間というのは、住んでる場所が近い。地元トークしてるうち、すぐに打ち解けた。
高田駅がどうだの、学校がどうだの。

「昨日さあ、友達と大阪遊びに行っててんけど終電帰りで、親にめっちゃ怒られてんやんかー」
と、一緒にスプーンを拭きながらそういう他愛もないような話題を振ってくれるのが、すごく嬉しかった。

「ええなー若いの。私なんか来年19やでー、19、20やん」
「そーすねー。まあ別にいいんじゃないすか?気にせんでも」
「そういうわけにもいかんやんかー。いらっしゃいませー!」
「いらっしゃいませーぃ!」
「・・・あ、あのお客さん、スカートのファスナー開いてへん?」
「はぁ?どれっすか?」
「いや、あの奥のおばちゃん」
「あー。ていうかスカートのファスナーてどこにあるんで・・・うわっ。」
「な?な?な?ちょ、注意したりーやー」
「嫌ですよそんなん!清水さん言ってくださいよ!」
「なんで私が言わなあかんのよー。あー、あれ言わなあかんて」
「いやいやいやいやなんで俺なんすか。やーですよ」
とか、そういうのが、ほんとに楽しかった。

恋愛感情とか、そういうのではなかった。彼氏の話も普通に聞けたし、まあお気に入りの女の子ってとこだろう。
店を辞めて、姿を目にしたこともない。
別に会いたいとも思わないし、電車で会っても分からないと思う。



良かったことは、これしか思い出せない。
辛かったことは、これの200倍くらいある。



バイトを辞めたことは、後悔してない。
スタミナ太郎でバイトしたことも、後悔してない。







11月29日(金) 12日目
ちょっと無の極地に達しようとしてるかもしれない。これはこれで困る。
なんかチンコが「どうせ出せねーんならもういいやー」とか言ってる絵が容易に想像できる。
負けるな相棒、あと3日だ。

バイトに生きるものいいかなと思う。
それでも今よりはマシだろうし。女の子いるし。
そう考えると、スタミナ太郎(まえ働いてたとこ)はよかったかもなあ。
ホール、俺以外女の子だったしなあ。同い年から21まで。
結構ダベリ仲間だったのににゃあ。携帯でも聞いてりゃなあ。
清水さん可愛かったにゃあ。ふぁー。

でも、もう一度太郎で働くかっつーと、死んでも嫌。

気力:2
性欲度:3
妄想度:8
勃起度:4




11月28日(木)
感想?
いや、別にないけど。
ていうか
自意識過剰じゃねえの?

って言えるかボケェ!!




人の去った実験室で
辺りは真っ暗 午後6時半
野郎三人 ストーブの前で
この学校の童貞と処女の割合について論議するのは
なんとも寂しいものだが
とても楽しい。

従姉妹を寮に連れ込んで神社で青姦した某先輩が言うには
童貞度は45%で
処女度は1%らしい。
なんとも悲しいが
妥当なとこだろう。
俺と友達は
この童貞度を下げるべく
あれこれ論議したが

まあ
無駄だ。



ちきしょう。
遥ぁ。
遥ぁ。
「遺留品より身元確認。被害者氏名読み上げます―――」
ちきしょう。
ただの活字のくせに。
ていうか水月ぃ。
水月ぃ。
ごめんなあ。
ちきしょう。
「やっぱリングは駄目かぁ・・・―――」
あー。
カコワルイ。
女々しい。
なんでやねん。
ちきしょう。
あー。
くそ。
これ、涙出ない方がヤバくないか?
くそ。
気持ち悪りっ。
あ。
大空寺。
「お前なんて猫のうんこ踏め!」
ぶわっひゃっひゃっひゃ。
このウジ虫以下のド畜生が。


遥ぁー。





11月28日(木) 11日目
今日は久々に良い一日だった。
だから発作も起きず安全な1日。まあ発作は今からでも起こるんだが。
やっぱり学校は暗くなってから帰りたいよなぅ。

特筆すべき事柄無し。

気力:7
性欲度:6
妄想度:5
勃起度:5




11月27日(水)
なだらかなカーブを描く 柔らかい丘を越え
深く秘密を秘めた 湿った森に僕は入る。
誰にも侵された事の無い秘境の美しさに 僕は圧倒される。
森の妖しさに欲を駆り立てられ、
僕はその先にあるという 大地の裂け目を目指した。
そこは愛情の水が溢れ
甘い香りがたちこめ
すべての命はそこから生まれ
すべての欲望はそこで浄化される。
僕は森を抜け やがて赤い大地の裂け目に辿り着いた。
しかし そこで僕は秘境から追い出された。
「だめ」そう言われて 僕はまたおあずけを喰らった。



テレビで
少林寺拳法の演舞をやってたんだが、
あれは
なんというか
甘く見えてしょうがない。

ネタで
遊びで
真剣で斬り合ってる馬鹿がいる。
炎の魔剣とか言って、
日本刀に火をつけて人に切りかかる馬鹿がいる。
小手を喰らって、
手に一生残る傷を負った馬鹿がいる。

そいつらを見てると、
決まった動きで
決まった場所に
武器を使わず攻撃する演舞は
言っちゃ悪いが、
じゃれ合ってるようにしか見えない。

まあ
じゃれ合ってるわけじゃないだろうが。



炎の魔剣 → http://www.tanteifile.com/tamashii/baka/0211/06_01/index.html
斬り合う馬鹿 → http://www.tanteifile.com/tamashii/baka/0209/12_01/index.html




11月27日(水) 10日目
つーかこのマラソン、期限を決めてないことに今更気付く。
で、マラソンしてる奴見てて面白かったからやってみたんだけど、自分でやってみるとビックリするぐらいつまらないのな。
前回の記録が14日。だから、今回は15日目で終了したいと思うわけ。記録更新だね。
ていうか俺が限界なだけなんですが。なんかツライぞ。今回ツライぞ。

こうね、学校とか、友達と一緒にいてるときは普通なんですわ。マラソン中なんも忘れてるし。
だって俺、学校でオナニーしねえし。
問題は夜。自室に一人。はあ、やることねえなあ。ガサゴソ。
ん?うわ、こんなとこにエロ本あったんか。ていうか記憶にないぞ、これ。いつのやつだ・・・?ぺらぺら。
がおー(獣化)。ていうパターンね。でも生殺し。左手で暴れるミギーを制する。
ガマン汁もなんかすげえし。生々しい話だなあ。

このまま一ヶ月も続ければ犯罪を犯すことになりそうなんで、15日目まで、と。
実際、今日もちょっと危なかったしなあ。
探検島での心の葛藤が。悪魔が言うんですよ。楽になれと。
まだ(たぶん)大丈夫だ(と思う)。

カラオケでも行こう。
何らかの形で発散しないとやばいと思う。
もうちょっとで乗っ取られそう。

気力:7(一時的に−2)←遥効果
性欲度:MAX
妄想度:MAX
勃起度:MAX




11月26日(火)
俺の好きな一重のあの娘が
中学時代同じクラスの体育会系の奴と同棲してる事を知った。

あーくだらねぇ、くだらねぇ。
そんなイケてる男が好きなのか。
まぁ、俺になびかなくても
せめてもうちょっと不細工な奴になびいたら良かったのに。

俺の好きなあの娘が毎日
あいつと一緒のベッドで寝ていると思うと、
殺してやりたい、苦しいぜ。
何か僕がやれる事はないのか。

塩をまくぞー!あいつらの愛の巣の前に
俺は荒塩を10キロぐらいまいてやるぞー!
「世界平和だ!」



歩きながら
息を深くを吸い込んで
私は大丈夫
ゆっくりと
泣きそう ダメ
大丈夫
胸を膨らませて 息を
そっちじゃない!
吐く
泣いて
しまいそうだ
止める
風景
もう一度しきりなおそうとする
だめ
わたし
だめ
もう一度
だめ
試す
涙が
何も考えないで
息が
もう一度
苦しい
私は
苦しい



君の理想の物語はどんなんだい?
まあ 恋愛ものとか 多いんだろうね
素敵な出会い 素敵な別れ
でも 悪役にしろ 脇役にしろ
あんたの人形なんてゴメンだな

まあ 言っても 無駄なんだろうけどね






11月26日(火) 9日目
まさかあんなところに強敵が居たとは。
英語の時間にメグライアンがイッたフリするビデオ見せられました。
なんだこの授業。高橋さんステキ過ぎだよ。つかドキュン?

NHK紅白の出場者が決まったとか。
ソース → http://www.nhk.or.jp/kouhaku/
それにしても知ってる人がいない。
ここまで知らん人ばっかだと結構焦る。
ジョン健ヌッツォって何よ?ていうか人?人なの?
ただでさえ聞かない女性ボーカルだと、知らない人が更に激増。
中島みゆきキタ―――――。
初期の歌やってくれないかなあ。
ファイトとかさ。生きていてもいいですか?とか。うわ、紅白じゃねえなあ。

まあ見ないんだけど。

気力:6
性欲度:8
妄想度:5
勃起度:7




11月25日(月)
命を削って曲を聴き、マラソンを続けるか。
マラソンを放棄して、余生を生きるか。
さあ、命の選択を。



今日、
LLの時間に
水夏の小説を読んで
半泣きになった。
鼻水が止まらなくて
困った。
ズズー、ズズーって
鼻すすりながら読んだ。

最近の涙もろさに
原因があるとしたら
あいつが
俺の涙腺を緩めたんだろうが、
あるいは
俺は元々、
結構涙もろい人なのかもしれない。



年も何も関係ねえ。
親に食わせてもらってる俺は
あんたにゃ何も言えねえよ。
なさけねえ。
まったく、なさけねえ。
俺もあんたもあいつもあのこも
ガキはガキなんだよ。
ガキのくせに偉そうな口叩いてんじゃねえ。
てめえ一人で何ができんだよ。
何をしたんだよ。
てめえら生かしてもらってんだよ。
てめえらの親に生かしてもらってんだよ。
てめえで稼いだ金で生きて、
生活して、
認められて、
それでやっと文句言うってのが筋じゃねえのかよ。
かっこわりぃ。
てめえはそうやって愚痴ばっか言うけどなあ
愚痴るようなことやられて当然なんだよ、てめえの場合。
自分の置かれた状況もわかんねーで
何言っても聞こえねー。
かっこわりー。
てめえの言うことなんざ聞こえねー。



「てめえ」って字ぃ変換してみやがれ。
かっこわりぃ。






11月25日(月) 8日目
存知の通り、性欲っていうのには波があるわけで。正弦波みたいな。コサインー。
10分前まではなんともなかったのに、今は悶え転がってるなんて状況もザラ。
ちょうど今が、その波の上昇部にあたるようで。
肋骨開かれてミゾオチの奥の肉を抉られるような感覚。
要するにつらい。切ない。苦しい。
気が付けばなんとか活動しようとするミギー。
しかし俺には、この性欲をなだめる最期の手段があった。

1.おもむろに携帯を取り出す。
2.着メロへ。
3.BGM「ふたり(AIRより)」


3分後――――
いやあ、思ったとおり、性欲なんかぶっ飛びましたよ。
一緒にいろんなものもぶっ飛んでった気もするが。
まーもーたん、だぶるぴんちっ。
ってうわあ!意識してないのに観鈴語がっ!
ぴこーぴぴぴこぴこーぴこー(今度はポテト語か?!)。
ぴこりん(肯定)。

てな具合で、ああいう曲を聴くことで性欲(その他)が消し飛ぶことが判明。
つまり、男の性欲なんてものは余裕があってこそのもので。
意図的に恋だの性欲だの言ってられない状況に自分を追いやれば性欲など感じる暇は無いっ!
これは大きな助けになるハズ!
ひゃっほう!ノーベルは貰ったね。
ついでに、もうちょっとこれ系の曲探しとくかぁ。

検索キーワード「君が望む永遠 MIDI」


10分後―――――

ぶち症状悪化。
原因:遥ぁー

うえー。克服したと思ってたのにぃー。はるくぁー。
はぁ・・・これちょっと・・・ほんまに・・・はんそ・・ぐふぁ!(吐血)

気力:−5
性欲度:8
妄想度:7
勃起度:8




11月24日(日) 7日目
今日はやぶーと駒とで、歩きいってました。
長谷寺〜三本松駅の約20キロ。やっぱ山の20キロは足にきますにゃ。8時出発の5時半到着。
なんかゴールが間違ってたけど気にしちゃだめだ。逃げちゃだめだ。
そもそも途中からコース大幅にずれてたしな。まあ紅葉とかが目的じゃないんでいいんだけど。
またそのうちバカ写真うぷしますわ。今回は少ないと思う。

今回も、いろんな出会いと別れがありました。
無残にも散っていった杖(枝)たち。
みのもんた。
みかん(12個100円)。
ダム淵で拾った一本の銛(モリ)。
僕は親友(銛)に名前をやった。『ヘラクレス・トニー・チョッパー』
そして別れ。涙。
銛「やっぱり僕はこの山に残るよ。」
ま「そんな、せっかく出会えたのに!これから僕は君なしでどうやって歩いていけばいいんだ?!」
銛「いや、君ならできる。このアスファルトの地面に、僕はもう必要ないんだ。」
ま「もり・・・・・」
銛「それに、僕はもう長くない。自慢の針だってこの通り錆だらけさ。ここが僕の生まれた土地。僕は・・・ここで死ぬ」
ま「うめえ!カルビクッパうめえ!ていうか熱ちぃ!熱ッ!あっつ、ほわちゃー!!」
銛「がびーん」
と、要約するとこんな感じで。トニーには世話になったなあ。

で、禁欲マラソンなんだが疲労でそれどころじゃない。なんか二次災害で頭も痛いし。
今、目の前に広末が裸で現れたら襲います(当然)
骨の一本や二本、目じゃねえよ!あー頭痛て。
あ、ドラマだ。広末ナース服だ。萌えー。

とかこんなこと言ってるけど結構本気に痛かったりするんで、このへんで。


気力:1
性欲度:1
妄想度:3(一時的に9)
勃起度:2




11月23日(土) 6日目
水夏をコンプ。ついでに夜くるにも手を出す。
休憩を出しちゃいけない。隙間はいけない。
エロゲでもなんでもいいから、やり続けなきゃいけない。
物を考える隙を与えてちゃいけない。
やってらんねー。

パワーに満ち溢れてる。
いつ犯罪を犯してもおかしくない。
がおー。

気力:6
性欲度:8
妄想度:9
勃起度:7




11月22日(金)
どうも最近、
俺は
どうかしてる。
目が開いてない。



彼は
私の手首の切り傷を
そのカサブタを
まるで愛撫でもするかのように
その傷から何かを読み取るように
何度も撫でた。

私は、
それが嬉しくて
泣いた。



彼女は
騎乗位の体勢のまま
俺に覆い被さり、
腰を振りながら
ゆっくりと
俺の首に絡めた指に
力を込めた。

俺は、
それが嬉しくて
泣いた。



剣を握らなければ おまえを守れない
剣を握ったままでは おまえを抱き締められない



歴史の授業中に
ワンピースを読んでいて
情緒不安定なのも重なって
涙と鼻水を我慢できなかった。

「チョッパー、お前の毒じゃ死なねえ」に
こみ上げた。
島一面に咲いた桜に
奥歯を噛み締めた。

すげえ熱い。
とにかく熱い。
こういう話が
大好きだ。
これが、少年ジャンプだ。

残念なことだが、
俺は
実は
サイカノよりもワンピースの方が好きかもしれない。

少なくとも、
今はワンピース。
今は、愛だの恋だの
そんなんもういい。
「僕たちは、恋していく」
はあ、そうですか。

ちなみに好きなキャラは
おかま道。
「友情ってなぁ過ごした時間の長さじゃねえだろ?!」
あいつは熱い。大好きだ。おかまだけど。

そのうち名言集とか作りそうなくらい
のめり込んでる。




11月22日(金) 5日目
ごふっ。


気力:1
性欲度:7
妄想度:7
勃起度:5




11月21日(木)
意味が理解できずに、しばし口をあけている瞬間
余韻に揺れてまどろむ感じ。
独特の快感。

痛い、痒い、冷たい、熱いみたく
自分の言葉で表現できない感覚を覚えて
迷子になるのは気持ちいい。

例えば日本映画が好き。
ハリウッドは喜怒哀楽の指定席が
用意されているように思えて、居心地が悪い。
ココで泣け。笑え。考えろ。
それを観ての感想文には、正解が用意されてる気がする。
被害妄想か。

勘違いの解釈で酔いたい。
自分勝手な画を想像し、間違った感動に迷いたい。



一人の女がいる。
俺は考える。
この女を脱がせるなら
まずどこから手を付けるだろうかと。
順序が練りあがれば、
実際に、その通りに脱がせていく。

頭の中に一人の女がいる。






11月21日(木) 4日目
こうやってパソコンに向かうこと自体、危険度高し。
ぐあー。溜まってるなあ。
もやもやする。もやもやっていうか、むやむやする。もはもはする。
心なしか玉が重い。

軽く妄想との戦いでした。
道行く人、電車を待つ人、車に乗ってる人、女性と言う女性に反応し、
その女の子の恥ずかしい姿が自分の意志とは関係なくフラッシュバック的に脳裏をよぎる。
ほんと、バッ!って脳に映像が浮かぶの。鮮明に。実際その場に居たかの如く。
で、軽く混乱。(これって実際にあったことだっけ・・・俺の妄想だっけ・・・?)って。
しかもそれが、しばらく頭にこびり付いて離れない。
脳みそが勝手にそのフラッシュバックの絵からストーリーを連想して話を作り始める。
絵から動画になる。何故かフルボイス。脳内宇宙は何でもできる。
こうなるともう止められない。日頃から妄想に生きてる仇がここに来て出たか。
でもなんか俺、エネルギーに満ちてる。

無駄勃起はなんとかしてほしい。歩きにくい。

気力:6
性欲度:7
妄想度:8
勃起度:5




11月20日(水)
俺のマフラーは
学校では
枕へと変身する。
これがまた、
ものすごく
寝心地がいい。

結果として
マフラーを酷使するため
消耗が激しいんだが
そんなもの俺の快眠を妨げる理由には遠く及ばない。

つまり、
俺のマフラーは
同時に
枕でもあるわけだ。

だからなんだっつー話。



寝ぼけ頭で
たまに思う。
「このマフラーは、
 もしかして
 枕なんじゃないか?」
と。

まあ、そんなわけがない。



もし、
これをマフラーとして使う時間よりも
枕として使う時間の方が長ければ、
このマフラーは
枕と云えるのではないだろうか?

俺が枕として扱い、使用するならば
マフラーも枕になり得るのではないだろうか?

マフラーとして生産され、
枕として使用される。
つまり、
『後天性枕』とでも呼ぶべきか。

しかし、
この後天性枕を他人に見せれば
誰もが「マフラー」と答えるだろう。
この点はどう解決すべきか。
「そこの後天性枕、取って」と言っても
俺のマフラーを手にしてくれる人は
おそらくいない。

以上を考慮した上で、
この物体は
マフラー的外見をもった枕であり、尚且つマフラー本来の用途としても使用可能な便利防寒具
とでも云うべきか。



めんどくさいから
枕とマフラー合わせて
マクラーでいいや。






11月20日(水) 3日目
禁欲マラソン中の水夏は危険。当たり前か。制服姿の女の子ー。
巫女さん萌えぇ。先輩萌えぇ。華子萌えぇ。
2ndプレイにしてトゥルーエンド。フローチャートに頼るダメっぷり。
はっ。へたれゲーマーと呼ぶがいい。

とにかく、危ないところだった。気付けばミギーが低位置に・・・
まさかお嬢の絡みがあるとは思わんかったなあ。なんか声へんやし。
ていうか「お嬢」って書いたら、某おじょーと区別が付かなくて困る罠。
キャラの名前な、キャラ。
アルキメデス渋いー。人形欲しー。

溜まってるって実感はあるけど、出したいって感じはそうでもない。
いや、スッキリしたいんやけどね。やっぱ切ないわ。
まあ嫌なことあるとそういうの忘れるし。

突然タナケン氏に広末のポストカードみたいなん貰った。有り難う御座います。
「広末とか終わってる」とか言うても可愛いもんは可愛いんだチクショウ。
俺の負けだ。わっふーん。

気力:3→8(広末)
性欲度:6
妄想度:4→7(広末)
勃起度:6




11月19日(火) 2日目
どんどん気力は無くなるばかり。萎え萎えー。もともとやる気ないけど。
朝起きて余裕あったからごろごろしてたんだけど、朝勃ちが元に戻らなくてびびった。
何もしてないのに20分弱もの間、戦闘状態をキープ。
アムロ、ガンダムスタンバイ!いつでも出れます!みたいな。
まじにびびったね。処理もできんわ、着替えにくいわで。

普通に過ごす分には問題無し。
電車で腰抱き合ってる(つーか絡んでる)カップル見て、なんかすげぇ悶々と。
ていうか切ない。すげえ切ないの。わかるかなーこれ。
で、気付いたらそのカップルの方をじーっと見てたり。女の顔見て「ぐはぁ」ってなったけど。

そういう悶々と切ないような感じが結構多い。
変だけど、ほんと切ないって表現そのままなんな。
後ろから、ぎゅーってしたいって欲望にかなり襲われた。
はぐはぐ、ぎゅーって。

気力:3
性欲度:6
妄想度:4
勃起度:7




11月18日(月) 1日目
電算室にて我慢マラソンの決行を決意。
昨日のカラオケやら、連日のイベント三昧やらで結構疲れてるっぽい。
るふぅ。

タナケン氏に返すため学校にバグバグを持って行くも、特に異常なし。
どうも前回の夢精マラソンの所為か、こういう事態に強くなってる気がする。
喜んで良いのか。人間としてどうなのか。

でも授業終了後、目覚めの朝勃ちは健在。
これはこれで困る。
そういえば放課後、学生会室前でフラフープによる一撃を金的に受けたりしたな。
あれは・・・びっくりした・・・(遠い目)

なんか右足腿筋が損傷。痛みが馬鹿にならん。歩けん。困った。
正直、1日目にしてマラソンどころじゃない。

気力:4
性欲度:5
妄想度:4
勃起度:6




11月17日(日) 0日目
カラオケ断わられて、失望してるとこにアゴからカラオケの誘いがあったので歌う。
俺、アゴ、おじい、よしっちが高田に集います。
なんかすげえ。
そのままルパンへ。とりあえずと5時間。
ていうか俺ら、暴れすぎよ。店に迷惑だったろうなあ。いい気味だ。
あの女の子、ちょっと怯えてたしな。みかんみかんみかーん。

と、この時点では我慢マラソンなんて考えてなかったんで、性欲求もいつも通り、と。

気力:8
性欲度:5
妄想度:5
勃起度:5


と、ここで数値の説明。
気力:やる気。生きる力ってやつ。
性欲度、妄想度:そのまんま。俺のリビドー。
勃起度:勃起のパワーではなく、無駄勃起の多さなどから算出。あんまり低いとなんか悲しい。

すべてにおいて、だいたい10段階評価。
つまり、5が標準。この時点では何も考えてないのでほぼ標準に。
気力はカラオケでテンション上がってるから。

てな感じで進めて行きます。
なにやってんだ俺。




11月18日(月)


ってわけで、我慢マラソンをやろうと思うの。リベンジだよ、リベンジ。まあ今日電算で某実験サイト(っていえば大抵の人は分かると思うけど)に激しく感激感化されまして、こりゃあ俺もやるっきゃないと。一ヶ月目指すっきゃないと。世界狙うっきゃないと。もうどれだけ読者が離れようが関係ねえ!メールで「テキストと日記は同一人物ですか?」とか言われても気にしねえ!アイデンティティー!つまり俺は俺!全部俺!ひゃっほう!って一人でやっても面白くないんだけど。でも今日学校で「一緒に我慢マラソンやろうぜ」っても誰もついて来ないしさあ。なんだよ。限界に挑戦しようよぉ。仏陀に近づこうよぅ。自分を極限まで追い詰める美学。ってわしゃマゾかい。でもそういうのって絶対あると思うんだけどなあ。40キロにしろ、酒呑み大会にしろ。人間少なからずマゾでありサゾなんだし。つまりサゾ。このネタ二回目。サーゾー。まあいいんだけどさ。俺は一人でも戦うさー。へー。男は一人でも軍隊さー。俺軍さー。るふぅ。


さあ、やるからにはルールが必要。単純明快。「射精しない」。これ。子供でもわかるよね。いや、わからんか。まあ他のルールは徐々に決めていくとして。擬似自慰行為は是か非か、とか。まあいろいろ。で、前回の経験から云うんだけど、これって意外と本当にツライのな。特に3〜8日目ぐらいが。これか40キロウォーキングかなら、俺は40キロ選ぶもん。50キロでもいいさ。で、キツイわりにはキツさが伝わらない。まあこれはしゃーないわな。経験者ならわかるんだけどなあ。あと、女には絶対わからんしさあ。ほんとにハイリスク・ローリターン。でも結局やるんだけどさ。あと、たぶんマラソン中に日記雑記の内容が激変するかもしれないけど気にしないように。本当に危ない人はHPなんか更新しない。あ、俺今いいこと言った。
てわけで、しばらく日記が我慢マラソン日記と変貌します。まあ内容的にはそんなに変わらないだろ。たぶん。↑から開始。日付がおかしいのはそのため。あしからず。さあ、行こうか・・・




11月16日(土)
私は最近、寝るのが一番の楽しみになりました。



以前、
母がデジカメを買って嬉しそうに色々撮ってたけど、
そのうちメモリがいっぱいになったらしくて
メカ音痴な母は
「ねえ、これ写らなくなっちゃったんだけど…」
と遠慮気味に相談してきたけど、
俺は面倒くさかったから
「なんだよ、
 そんなの説明書読めばわかるよ!
 忙しいからくだらないことで話しかけるなよな!」
と罵倒してしまった。

その母が先日亡くなった。

遺品を整理してたら
件のデジカメを見つけたので、
なんとはなしに
撮ったものを見てみた。

俺の寝顔が写っていた。

涙が出た。